12月26日バンド喫茶@京都ネガポジ

車にサポートキーボーディストのはやしさんを乗せて京都へ向かう。西院のスタジオで他メンバーと合流、一時間だけ練習してネガポジへ向かう。リハの段階でPAの方に音作りのアドバイスなど聞き、その通り従う。音楽も数学のパズルみたいなもので、簡単に言うと音域別に上手く楽器の音色を当てはめていく作業なのだ。低音はベースとバスドラムに任せてギターで中高音域を上手く彩る。後はボーカルが埋もれないように、引き算のように音を抜いていく、とか。一概には言えぬが、そうしたパズルの組合わせで立体的に組み立てていく。現状自分のイメージにはまだまだ遠くて、歌も上手く歌えないしギターもミスる、バンドとしてのグルーヴも足りない。ライヴはソウルで押し切るしかなく、とにかく歌詞、つまり言葉が伝わるように歌うことを心掛けている。歌詞も普通に間違えるが、それは構わない。毎回違う歌詞でも良いくらいだ。練習も殆ど無くぶっつけ本番の割に、今日は良いライヴが出来たと思う。舞台に立つこと自体は慣れているので、全然平気なのだ。当たり前のように、自分の作った音楽を皆に見せられる。何事も経験の積み重ねか、毎回のライヴで少しずつ発見があり、今はそれが楽しい。次は30日、村橋くんと「ふたりバンド喫茶」をやるが、勿論何も決まっていない。静かな感じでほろほろ演ってみようかと思う。

何もいりません。舞台に来てください。