ぽたぽた

いつまでも子供のように遊んでいたい。目の前にあるものを真剣に見つめて、損得勘定や、意味の有無、そんなことを考えずに、全力で取り組みたい。と思いつつ、甘いチョコレートをむさぼる。実は、今年の目標のようなものをこっそりと決めていて、それは、今までとは違った考えのもの。簡単に言うと、イエス・キリスト的な愛に基づくものなのだが、けれどもそんなこと、達成出来るか分からぬ。

4月がもうすぐ終わる。夢うつつな季節である。こないだ我が店に来たお客さんが、冗談混じりに話していた。もう何もおもんない、何もうまくいかん、何もええこと無い、自分が嫌になる、死にた、とのことであった。自分は、そんなこと言うたらあかん、などとは決して言わぬ。せめて今くらいは、おもろいこと、ええこと、をすれば良いのでは、と思う。ふざけて、楽しげに笑いながら、また来ますと言って帰られた。

今日は一日中雨が降っていた。今も窓の外から、ぽたぽた聞こえる。もう少しの辛抱です。


何もいりません。舞台に来てください。