第4回筆談ラジオ

こんばんは、きみのこめかみに延髄切り、ヤング嶋仲です。これはパソコンで話し書くラジオです。どういう意味か分からない人は過去の筆談ラジオを読んでくれ。多少の誤字脱字は勘弁小太郎、一度書いたものは訂正しないつもりだ。

八月の太陽と、雨と、ウイルスと、涙と、笑いが、全て通り過ぎて、消えてしまう。私は相変わらず、頭の中で、ごちゃごちゃになりながら、暮らしています。そろそろ頭の中を飛び出して、外に出なきゃなりません。でも、もう少しの辛抱なんです。というわけで、今夜の一曲目は、ベイ・シッティー・ローラーズで「SOTOデナ」。登場は2:00頃~です。

これはセックスピストルズが再結成して日本公演をしたときにザ・ハイロウズが前座として出てきたときのライヴ映像です。ベイ・シティー・ローラーズの歌を替え歌でふざけながら歌っています。ピストルズは英国のふざけたパンクバンドなんですが、ベイ・シティー・ローラーズのことをめちゃくちゃ馬鹿にしていて、だから多分、ハイロウズがお返しとばかりにこんなことをしたのだと思います。

さて、前回募集したテーマ「たまに見る悪夢」ですが、今回は2通おたよりが来ました。送ってこない人は悪夢を見ないのでしょうか。それとも、こんなnote、どうでもいいのでしょうか。

「ムッシュ嶋仲さんこんばんは。
毎朝アラームを止めたあとサイトを開き、きまぐれなこのnoteが上がっていればその日はラッキー♪と小さな運だめしをしている女です。

今回のテーマ「たまに見る悪夢」ですが、まさにワタシには昔から不安なことがあると決まって見る夢があります。それは「落ちる夢」です。仕事中会社のビルがガラガラと壊れて必死に何かに捕まっていたり、歩いている崖の足元が崩れてきたり、中でもよく見るのはバレーボールのボールになっているワタシがスゴい速さで落ちて行き「ああもうダメだ、このまま地面に叩きつけられて粉々になるんだ」と諦めた瞬間に知らない誰かにトス(レシーブではなくトス、顔や腕は見えない)され、高く上まであげられたと思った途端にまた急降下からのスレスレでトス…を繰り返すのです。あとは段々大きくなる二つの風船に挟まれて割れる‼️ヤバいもう絶対割れる‼️と怯える夢です。思い返すと動悸が早くなってきました。次回はもっとバカバカしいテーマにしてください。

長くなってしまい申し訳ありません。
次の筆談ラジオも楽しみにしています。

PS.今日は奇妙礼太郎くんの弾き語りライブに行ってきました。フォークシンガーのようでブルースマンでパンク少年な彼のステージは鷲掴みの心臓を掲げるシャンソンのようでした。今年で45歳だそうです!

モデルナアームのかゆみをじっと堪えて送信」

ちょっと散らかっていて、あれですが、とりあえず、お名前が無かったので「バレーボールガール(仮名)さん」と呼ぶことにします。バレーボールガール(仮名)さん、私はムッシュ嶋仲ではなく、ヤング嶋仲です。でも、ムッシュ嶋仲、も悪くないかもしれません。どうしてもかまやつがチラつきますが、まあ良いでしょう。朝目覚めて、このnoteをすぐに読むのですか。それはもしかしたら身体に悪いかもしれませんので、あまりおすすめしません。でも、いつも読んでくれて、ありがとうございます。それにしても、落下する夢というのはまだ聞きますが、バレーボールになって落下する、というのは面白いですね。想像すると、なかなかの悪夢だと思います。自分の意志ではどうにもならぬ感じが、いかにも夢らしく、そしてまた、ぎりぎり地面には届かぬ感じも、夢らしい。不安に駆られると夢の中でバレーボールになってしまう、また風船に挟まれてしまうあなたは、球体に対して何らかの潜在意識があるのかもしれません。そのうちドラえもんが出てきて素敵な願いを叶えてくれるようなラッキーな夢も見れると思います。ちなみに、奇妙さんは私も10年以上前に一度名古屋のライヴハウスで見たことがあります。清志郎の意志を受け継ぐソウルシンガーだなと思いました。また、おたよりお待ちしています。

「悪夢ではありませんが、疲れ果てた時にみたのは、静止画の夢でした。悪夢も稀にみますが、今夜の夢に出てきそうであまり書きたくありません。ごめんなさい。
ところで、私の見ている夢はカラーの印象なのですが、モノクロの夢を見る人もいると聞いたことがあります。

ペンネーム おべんとう」

先ほどのバレーボールガール(仮名)さんもそうでしたが、やはり皆さん悪夢に対して相当な怯えがあるようです。もしも今夜も見てしまったらどうしよう、という不安は、まるで天災のようです。さて、おべんとうさんの疲れ果てたときに見たという静止画の夢ですが、これは、かなりの悪夢だと思います。私は今まで一度も見たことがありません。なんとなく、想像しただけでも怖いです。一体どんな静止画だったのかが気になりますが、写真のようなある種の風景がずっと静止している、夢、だとしても、やはりこれは悪夢だと思います。静止画を見ている自分、という夢ならば感情や意思が存在していますが、おそらくそういうことでも無いのでしょう。相当疲れていたのだと思います。私もモノクロの夢を見ることはありませんが、それに関しては、一度くらい見てみたいです。おべんとうさん、おたよりありがとうございました。

ちなみに私のたまに見る悪夢は、見知らぬ街で迷って家に帰れなくなる夢、です。その街は、私の夢の中に時折出てくる街で、人通りは少ないけれどやや開発された街、駅前のアーケード、そしてショッピングモールがあり、少し入り組んだ路地を行くと石の階段、上ると小さな公園があります。迷子の私は汗だくになりながら街中を行ったり来たりするのです。そうしてもう二度と家に帰ることが出来ない、と悟って、悲しみにくれるのです。あそこが何という名の街なのかは、分かりません。ただ、一度大阪の大日駅というところに行ったとき、その夢の街と駅前の景色が似ており、あ、と思ってデジャヴを感じました。そわそわしながら、そのデジャヴを元に漫才を作ったことがあります。私はどんな素材でも漫才にすることが出来るのです。

次回のテーマは「オリジナルのだじゃれ」です。どんなものでも、いくつでも構いませんので、思いついたら送ってください。宛先はfoolsyoung@gmail.comまで。件名に「筆談ラジオ」と入れて、ペンネームとともにどうぞ。返信はしません。採用された方にはオリジナル下敷きをプレゼント。まだ作っていませんが、きっと差し上げます。

それではつづいて、思わず泣きそうになる歌のコーナーです。お聴きください、ヘレン笹野で「心細いな」です。

アニメ「うる星やつら」のエンディング曲です。私は子供の頃からラムちゃんが大好きでした。あたるも大好きです。何故かは分かりませんが、この歌を聴くと、なんだかとても胸が締め付けられます。「うる星やつら」は「らんま1/2」と違って、全体的に切ない雰囲気がずっと漂っていると思いませんか。勿論コメディーではあるのですが、恋の心細さがにじみ出ていて、見るといつも、胸の奥がキュッとなります。私は「ラムのラブソング」でもちょっと泣きそうになります。

そんなわけで、今夜はこのあたりでさようなら。最後にオリジナルのなぞなぞを出題します。

「一緒になると泣いちゃう数字ってなーんだ」

何もいりません。舞台に来てください。