誰かのいるところ

昔から言ってることが全然変わんない。そりゃ、多少の柔らかさや諦めも身に付いたけれど、結局は似たようなことを考えていて、多分ずっと、そんな風に生きていくような気がする。あの頃毎日のように書いていたブログ(2008年~2016年)がまだあって、時折見返してみたら、あぁ分かるわぁ、と自分ながらに思う。ちなみにブログは多分検索しても出て来ませんし、閲覧は相当なハッカーでない限り出来ないと思います。インターネット上のものなので、いずれは閉鎖されて消え失せてしまうだろう。『ナンバーワンの煌めき』というライヴをしたのが2011年で、当時23歳、大雨台風の中、ぎりぎり開催出来たそのライヴに何故か障害者の人たちが団体で見に来たのを覚えている。そんな人らの前で我々は、神様になりたい、という15分くらいの漫才をして、あんまりウケなかった記憶がある。何か全然伝わんないな、イメージはあるのに…あ、おれが悪いのか、って一人で拗ねた。それは昔も今も大して変わらない。けれども、心の内側では、雨だろうと雪だろうとダッシュしたい気持ちがずっとある。私は、来年も必ず走るよ。誰かのいるところへ。

何もいりません。舞台に来てください。