駆け抜けて、灰

「今は、少しずつ、溜めている。色々なことを、日々、考えている。時期が来たら、それらをいっぺんに爆発させようと思う。そして、思い切って、世間に飛び出ようと思う。早くしなさいヨ、と思われるかもしれないが、不器用で臆病な私だから、もう少し待っていてください。私は、きっと、凄くなります。そうして、自分の凄さを、もっと沢山の人に知られたいのです。来年は、悔いの無いよう、駆け抜けて、灰。真っ白に燃え尽きるつもりです。少し前までは、のんびり長生き平和に暮らすのも良い、なんて思っていましたが、今はまた、変わりました。さっさとやることやって、もう、全てにさようなら!します。ですから、あなたも舞台に来てくださいね。」

「ぶ!」

何もいりません。舞台に来てください。