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「言葉にすることの大切さ」とこれから

ずっとずっと行きたいなー思っていたら、行けてしまった日本離島センター

この1年はしたいなー、会いたいなーやってみたいなーと思っていたことが実現して、大阪、東京にいた時よりもあきらかにゆるく生きていると思うけど、佐賀に来て、いろんなことが叶った。

『言葉にして伝えること』の大切さを改めて感じているこの頃です。

「島が好きなんですよ」と言うていたら、大好きなritokeiに寄稿する機会をいただき、いつか会いたいなーと思っていた編集長さんにも会えてしまうという。しかも小川島(佐賀県)にやってくるという驚きの展開に。

島をみぢかに感じてもらえる何かができないかなーと思っていたら、自費出版する運びになり、勢いで制作した『島と僕』は印刷した300冊も在庫がなくなるという。

「2号まだ?」とまさかのマニアックな人もいる。誰か読んでくれたらいいっなって思っていたけど、知らない人からInstagramで応援のメッセージが届いたりと。

「佐賀には婚活で来たんですよね」と冗談で言ってたら、まさかの結婚することになり、子供欲しいーと言うていたら、産まれてきてくれる予定にもなり。

そして、写真の日本離島センターは、島の最高峰機関ではないかと思っている所であり、自分みたいなものはまだまだ連絡するなんてって勝手に思っていたら、ある日、島に向かう船の中で偶然センターの人に遭遇するという。その瞬間は興奮して話しすぎて、周囲は少し引いていたのではないだろうか。

別れ際に、「佐賀県の島の写真ないですか」って、下手なナンパのような声かけをしたら、「うちに来なよ。全国の島の資料棚があるよ」って、この人なんとイケメンなんだと。心撃たれるとはこんな感じなのか。

あれよあれよと東京出張のついでというか、もはや、メインイベントに日本離島センターへ行ってまいりました。島で会った時は、テンション上がりすぎていたので、センターで挨拶したら「今日は元気がないですね」と、「そらそうやで、ここどこやと思ってんねん、緊張してんねん」と言いたいところは、我慢我慢で。

夢のような2時間はあっという間で、流石に帰りの飛行機があるので、お別れの時間に。「またおいでねー」と、悪魔のささやきを聞きながらお別れするときに、撮らしてもらった1枚。

なんやかんやと書いたのだけど、『言葉にするのって大事やな』って。地域おこし協力隊になって、1年6ヶ月。任期は3年なので、あと半分。いつも聞かれることは、「任期後はどうするの?」って、うーん悩ましいことよねって。

結婚して、任期後は本土(佐賀県内)に住むことが決まってしまったので、もう島には住めへんなって思ってて、それでもいいから結婚しようと思ったのだけど、やっぱり島好きやなーって気持ちもあって。

島好きやけど、島に住んでない人いるし、島の現地にいなくても行くことはできるしなと。

島のことを知ってもらえるような場づくりをして、今まで島にご縁がなかった人たちが島をみぢかになるようなことをできないかと。

僕が行ったことない島のことも、知ることができているのは、本であったり、SNSのおかげで。

大崎下島(瀬戸内海)で訪問看護してるときから、近所の人に「またあんた来たん?最近、元気してたん?」って大阪のおばちゃんみたいな駄菓子屋さんしたいなーと思っていたから、島の本をおいてる本屋さんしたら、その夢も叶うのかなーって。島好きの作家さんや写真家さんお招きしてイベントできたら、もはや楽園ではないだろうか。

看護師になった時から、いつか看護学校の先生もしてみたいなーって思っていて、任期後の就職も考えたのだけど、本屋に看護学生の好きそうな本おいて、プチ予備校したらええやんって。実習記録読むのは、そういうの好きな先生に任せたらええんやと。看護という狭い世界だけにとらわれず生きて欲しいと学生に何か感じてもらうことができるのではないだらうかと。

島のことを思い出にしてもらうために、島でワークショップとかできたらいいなって。『島と僕』つくってから、ZINEつくるの流行ってると知って、佐賀でもみんな、自分の好きな本(ZINE)つくりたい人の手伝いできたら、おもろいなって。

そんなこんなで、色々と書いたのですが、

「本屋さんと本作りする場」

を佐賀に作りたいなーと。場所は佐賀県鹿島市浜町で物件探しをはじめるところですが。

小さいステップで、期間限定の本屋とか、ワークショップとかしつつ、実店舗にしていけたらいいなと。

言葉にすることの大切さを感じた1年だったので、35歳も言葉にして想いを実現していけたらと思う今日この頃でした。

ps.写真の看板名が[財団法人日本離島センター]になっていますが、現在は[公益財団法人日本離島センター]になっています。昔に設立した時の看板を移転したりした後も、大切に使われているそうです。

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