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創業のきっかけ アレルギー不耐症テストとの出会い

子供が重度のアレルギー体質だった

子供が2人います。
上の子が重度の食物アレルギー(アナフィラキシーショックタイプ)で、年子で産まれた下の子も全身アトピーで食物アレルギー。
2000年頃はアレルギーという単語自体がメジャーではないため、幼稚園の入園も拒否される始末。受け入れてくれた遠い幼稚園まで通っていました。
とにかくアレルギーの子が周りにいなかったので、ブログ(当時はホームページ)を立ち上げて、アレルギー児の親と交流を持っていました。

夫の転勤で家族でイギリスに引っ越し

子供が2人とも小学生になり、突然の海外転勤!
そこでブログの内容が、イギリスネタ&イギリスアレルギー情報になりました。
ロンドンではアレルギーの子が結構多く、クラスに必ず1グループくらいいたので、例えば遠足だったり、校外学習だったりするときに、アレルギーの子は5,6人で1グループにさせられ、先生がその子たちの薬(エピペン)を保健室からまとめて持参し、まとめて面倒みる形でした。まとめて面倒見てもらえると親子ともどもメンタルが非常に楽でした。
・・・・などなどをブログにつづる日々でした。

ロンドンで毛髪検査に出会う

ある時、夫の咳が数か月止まらなくなりました。
医者に行っても薬をもらって飲んでも全く効かず。。。

たまたまショッピングモールの中に中国人経営の漢方薬局があったので、試しに見てもらったところ、”ガチの調合”をされた漢方薬をもらいました。1週間を過ぎたあたりから急に咳が止まってきて、最終的に次の調合分ももらって完治!
それを息子のサッカーの保護者のイギリス人に話すと、フラシーボだとか、なに入ってるかわからないものをよく飲めたな、ありえない等などの辛口コメントを多数もらいました。その時に、ヨーロッパの人って、東洋医学=怪しいという印象なんだな~というのは感じました。
その漢方薬局に、毛髪を使ったアレルギー検査、というポスターがあり、それが毛髪検査との出会いです。

日本では血液検査は簡単に受けられて、保険も適用するのですが、
イギリスの場合血液検査はまず受けられません。相当敷居が高い検査となります。受けるとなると日系のクリニックで1項目1万円という価格になります。普通20項目くらい受けるので20万とか無理ですよね。。。
または、近所の登録医から紹介状をもらい、総合病院で皮膚検査をすることになります。皮膚検査ができないほど過敏な人は、血液検査となります。

というのがイギリスの医療制度だったので、手軽なアレルギー検査を毛髪で受けてみようということになり、申し込んでみました、家族全員で。

そしてその結果があまりにもドンピシャだったので感動。
むしろ今まで日本で受けてきた血液検査よりも多項目&痛みがなく感動。
この感動をブログにつづったところ、大反響!
こんな便利な検査が日本にあったら絶対便利でしょ!と思ったのが創業のきっかけです。

その時の毛髪検査の結果
子供たちは血液検査とほぼ同じだったので、魚ナッツ系の上の子はまさにそういう項目がたくさん出ていて、ごまリンゴ系の下の子もその項目がたくさん出ていました。

そして驚愕だったのが夫と私の検査結果。

夫は元々下痢体質で、食後は基本的に下痢、アルコールも激弱でした。
検査結果には、卵や小麦、乳製品、油、アルコール(ビール等)が出ていました。
そこで出たものを控えめにしたところ下痢完治!
またアルコールも、ビール等醸造系のものだけ印がついていたので、ウォッカやジンには印がついていなかったので、試しに飲み会で飲んでみたところ、悪酔いもせず二日酔いも頭痛にもならないので、びっくりでした。

そして私。日本で夜寝ているときに全身に謎の蕁麻疹ができた時があり、血液検査を受けたことがありますが、IgE39という数字で、花粉だけしか反応がありませんでした。
が毛髪検査では、グレープフルーツと牛肉とチーズなどなどに印がついていました。
そこで思い出したのが、当時某カリスマ芸能人司会者のワイドショーの影響で(これを食べるだけで健康になれる系)毎晩グレープフルーツを食べていた時期があり、さらに、日中はコストコのプルコギロール(牛肉とチーズ入り)を食べた日でした。
実は血液検査を受けた時に、その日に食べたものを医者に伝えていたから何を食べたか覚えていました。グレープフルーツは検査項目になく、牛肉とチーズを検査したのですが血液検査では反応がなく花粉のみだったので、原因不明ということで終了しました。
だから毛髪検査で印がついたのにはかなり納得でした。

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