書きたいこと。頭の中。

昨日、ままにあった。普通、こういう文章はまま、ではなく母と書くべきだけど、ままはどこまでもままなので今はままと書かせてもらう。

ほろ酔い気分で、私はいつも思っていることをままに言った。

「私と同い年のままに会いたい。」

ふらっと入った居酒屋さんで若い女の人がにこにこ笑って1人で座っていて。実はそれは、私と同じ歳の昔のままだったら、なんて嬉しいだろう。

ままにそう言ったらままは「そう言ってくれて嬉しい」と笑ってくれた。

それから子供の頃の話になった。
何故、親の言うことを聞かない子供がいるのかという話になった時、
「はなちゃんが悪いことをした時、私がはなちゃんの両手を握って、目を見て『本当にこういうことをしたらダメなんだよ』って伝えた時、はなちゃんはこくこく頷いて『そうなんだ、わかった』って話を聞いてくれた。さくらちゃん(妹)は同じことをしても聞いていなかった」とままが言った。

もちろん私は覚えていない。
でもそんな気がする。

いままで色んな話をしてきた。ぶつかったことも泣いたことも怒ったことも叱られたことも沢山ある。

でもこの話が私たち親子の象徴だと思った。

ままは真っ直ぐ私を見て小さい手を握って私に向き合ってくれた。
私にとってままの言うことの重みは他の人が言う言葉とは違う。
ちゃんと聞かなければならない言葉。

ままにちゃんと感謝が出来る大人になれて嬉しい。


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