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ベビーカレンダー(7363)

ベビーカレンダー(7363)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、新規上場会社情報のメモします(Pは同社のⅠの部参照)。

<目次>
・基本情報:何となく会社の概要記載
・外部環境:対象会社の市況・競争環境感
・内部環境:会社の事業等で分かったつもりになった記載
・財務諸表考察:ここがメインですが、財務諸表を読んでの感想など
・所感:全体の感想

<基本情報>

・1991年4月創業ですが、当時は経営コンサルティングを行っていたところ、今は産婦人科向け事業をしているようです(P3)。

・クックパッドの子会社だったようですが2017年にMBOを実施し、本IPOに至るという感じのようです。


<外部環境>

・正直よくわからないです。ママ・赤ちゃん向けのコンテンツかなと。新生児の数は減っているような気がしますが、そもそものShareを伸ばしていくフェーズとも思いますのであまり当面は気にならないような気もします。


<内部環境>

セグメント別に少し記載してみます(数値は19/12期の記載, P17)。

・メディア事業:

主な事業で「ベビーカレンダー」のPVが急伸して増収のようです。売上高は409,947千円(前年比135.4%)、セグメント利益は127,890千円(前年比120.3%)。

・産婦人科向け事業:

to B的な予約システムなどのナニカのようです。売上高は190,098千円(前年比102.3%)、セグメント利益は19,659千円(前期は35,930千円のセグメント損失)。

・Webマーケティング事業:
2020年12月期より出来た区分のようで、官公庁および医療施設を中心としたホームページ制作、各種広告掲載、印刷物や産婦人科向け事業のホームページ制作の内製化などの支援のようです。


<財務諸表考察>

自己資本比率が70%超えており、財務的には健全と言えると思います。

PLでは、18年12月期・19年12月期の通期で売上が増えていますが、原価は下がっておりその分利益が大きく増えています。製造原価の内訳見ると他勘定振替で貯蔵品に振り替える分で19年は在庫が増えて原価は下がっております。その影響を除いてもフラットなので売上増やして原価一定はあまり見ない印象です。


<所感>

業界も詳しくなくあまり特筆すべきことはないですが、さっとこれも30分程度で書いてみました。

株価がどうこうといった話はあまり関心が無いので、他のサイトで見て貰えたらと思います。以上。

重要事項(ディスクレーマー)
IPO関連の自己学習の目的のみに作成したものであり、証券その他の金融商品の売買その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。

提供される記事は、完全性、正確性、または適時性等を保証するものではありません。

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