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ラニーノーズとのライブ

またしてもお久しぶりでございます。

この間に我々シマッシュレコードは、M-1二回戦で落ちたりM-1二回戦で落ちたりと、様々な事がありましたがそんな中でも印象的だったライブは、

これでしたね。
(※画像は、大宮ラクーンよしもと劇場のTwitterより拝借)

結構前のライブですが、あの時感じた恐怖はいまだに僕の体を震わすのよ。


何を恐怖することがあるんだ、という感じすよね。


ラニーノーズ。
彼らは芸歴こそ後輩ですが、僕たちはどうしたって意識して、いや、畏怖する存在だったのです。ずっと前から。絡みも無いのに。

それは、「二人ともギターを持って漫才をする」という、「今の若手でそんな芸人おる?」という、『圧倒的な共通項』に起因しております。
(※僕らを若手とカテゴライズするかどうかは、一旦無視しましょうね。はい、よくできました。偉いね。)

「共通項」と言えば、聞こえは柔らかですが、それはつまり「かぶり」。

例えば僕がお笑いライブ(8組ぐらい出るネタライブ的な)の出演者を決める人間だとしたら、シマッシュレコードとラニーノーズを2組ともをキャスティングはしません。

やっぱり、

正統派漫才師→静か系漫才師→正統派コント師→ピン芸人(テンション高い系)

と来て、それでは後半4組も続けてどうぞー!で

狂気的漫才師→音楽ネタ芸人→狂気的コント師→正統派漫才or漫談orコント

と来て、それでは本日の出演者全員集合ー!で、エンディング→ピン芸人爆ハネ。みたいな感じにしたい。

なんなら「音楽ネタ芸人」の所をピン芸人コント師にしてもいい。


要は、ツインギターコンビは「色もん」なのです。

そんな「色もん」なツインギターなのに、ラニーノーズは強い!

ネタおもろい、「歌ネタ王決定戦」優勝、華がある、ギターちゃんとうまい、華がある、バンドも精力的、華がある、歌もうまい、人気もある、若い、華が(略)、

強すぎなのよ。

よし!じゃあ「音楽ネタ芸人」のところはラニーノーズで!って上記ライブ主催者は言うのよ。

自虐的になりすぎじゃないか嶋田。そんなこと言うなよ。自信持てよ。

なんて心の中で自分を励ましますが、上記の「ラニーノーズの強さの羅列」に関しては、自虐なんかじゃなくただの「違い」。

みんなちがって、みんないい。そうだよね?

というポイントにランディングし、自虐からの脱却に成功。そして僕は元気なのです。


そんな、同じツインギター漫才師でもかなりの「違い」を持った2組が対決したライブが「東西ツインギター漫才師対決!」だったのです。

震えたよ、このライブタイトル。

こんなの、西の鬼vs東の一般男性じゃないか。同じ武器でも波動が違うんよ。覇気の種類が違うんよ。ラニーノーズは大将なのよ。若き革命家なのよ。劉備なのよ。俺らは諸葛亮でもなく、関羽や張飛でもなく、黄忠になれたら御の字なのよ。黄忠だって凄いぜ。老いてなお勇猛果敢よ。とにかく蜀はラニーノーズなのよ。魏の曹操はテツandトモさん、呉はどぶろっくさんなのよ。じゃあ、関羽は誰かな。お見送り芸人しんいちかな。諸葛孔明は、西村ヒロチョかな。張飛は…

という感じで、思考を妄想モードに切り換えて体の震えを止め、ライブに臨みました。(ちなみに僕三国志詳しくないです)

↑ネタ中のラニーノーズ。

↑ネタ中のシマッシュレコード。

↑レッチリのフリーの形態模写をして誰にも伝わらない島居さん。
(画像は、大宮ラクーンよしもと劇場Twitterより拝借)


まあなんだかんだで、結局ライブを終えての感想が、

「すんごく楽しかった」

に尽きるのだから世話ないぜ。

MCの囲碁将棋さんもありがとうございました。

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