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古代ハスを見に行く 自転車散歩

8/20 今日も今日とてMY自転車アルカディア号で、朝の自転車散歩。
マップで「蓮の花畑」と出ているところまで6.6キロメートル。
茅野観光ナビを見ると「古代ハスが見頃です(2024.8.14)」とあり、まさに旬!いざ、いざっ!!

ほんとにここ?という細い道のあとは、ブンブンと車が通る17号線。
方向を確認するため「御作田 十五社」で一息。

鳥居のみで、社殿がない。後ろの森が御神体なのか。

そこからは、田んぼの畦道に毛が生えたような道を進む。
途中から砂利道になり、ノロノロ運転。
ようやくアスファルトの道に到着したが、そこから迷う迷う。
なかなか近づけず、二周ぐらいしてようやく到着。

池ではなく、田んぼにハスの花が咲いてるよ



これが古代ハス

この古代ハスは、富士見町の井戸尻考古館近くにあった株を、茅野市穴山の方が貰い受け、休耕田で長い時間をかけて育てたものなのだそうだ。

曇りでも、光を集めたように鮮やかに発色してる。

今がちょうど旬。どこ見ても咲いてる。
すぐ近くで見下ろせるのがイイ。
蕾や咲きはじめのもの、タネをつけたものなど様々だ
ハスのタネがにょにょっと出てる


この景色を独り占めで堪能する贅沢。
平日のこんな時間に来る物好きもいないだろう・・・と思っていたら、遠くに人影。そして口笛を吹きながら近づいてくるではないか。

「おはようございます。綺麗ですね!」

もしかしたらここの地主さんかもしれんと思いながら、挨拶。
地主さんのお知り合いで、近くでお宿を経営している方だった。

古代ハスの由来、ここ穴山地区のこと、私が見てきた笹原地区の鏝絵の話とか、とにかく話題が豊富。
ハスの葉っぱをぽきりと折って、そこから出る糸で服ができる話をしたり、蓮の実が生で食べられて美味しいとか、面白いお話が聞けた。

お土産に折った蓮の実をいただいてしまった
黄緑の外皮の中、白い部分が美味しい。とうもろこしのような香ばしさ+甘み。



この方、移住組の大先輩。
親近感を覚えると、古民家を改造したお宿見ませんか?とのお誘い。
ぜひ!とお邪魔することに。


コミン家 ゲストハウス カフェ Cominka

辿り着く前にオサレな宿だな、中どうなってるのかな?と思っていた「コミン家」の中を見学できてしまった。

この地区の空き家を改造、江戸・明治期の古材を使い3年の歳月をかけ改築したそうだ。
この二人が作ったんだと写真を見せられ、びっくり。
写っていたのは、移住のために最初に土地の手付をして、8ヶ月後に破談になったあの土地の不動産屋さんではないか。
えーー!?あのかた、こういうことしてたんだ・・・・
忘れた頃につながっていた。
人の縁ってすごいなあ!と、キツネにつままれた気持ちになったのでした。

あれよあれよだったので、中の写真は撮らずにお話しを伺ったのだった。中、素敵だったのに。

このお宿は御柱の通る道に面しており、このくねくね道を御柱が通るのを2階の窓からばっちり見られるのだそう。
次回の御柱祭は西暦2028年 和暦令和十戊申年 戊(つちのえ) 申(さる)。
そのとき、どんな場所で見るのだろうかと、思いを馳せるのでした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。





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