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京都・五条でカフェと紙とノスタルジーを巡る①

穴場スポットな香りがぷんぷんして、気になっていた京都・五条エリア。

近くに清水があって観光ならそちらへ流れるし、少し上がれば四条なので買い物ならそちらへ行ってしまう。そんな微妙な位置で、わざわざ訪れる機会はあまりないのだけれど、近くを通りかかると何やら気になる店もある。個人的にはそんな印象を持っていました。

8月も終わりかけの休日、ふらっと行ってみることに。期待以上の出会いがたくさんありましたよ。

お昼過ぎ、市バスの「河原町松原」のバス停を降りて、碁盤の目の道を10分ほど歩きます。最初の目的地は高倉通にある小さなカフェ、「kiranah spice」さん。町家を改装したという店内で、畳の間もあり。カウンターもあるので一人でも入りやすいです。

日替わりプレートランチ(950円)をいただきました。ワンプレートにセンス良く盛り付けられるのってすごいなあ…と、お箸を付ける前に思わず鑑賞。この日のおかずはタコと大葉と豆腐を揚げたやつ(正式名称覚えてない)。薄めの味つけで、レモンをしぼり、塩をつけて頂きますが、この塩が本当においしかった。付け合わせはサラダと、ぴりっとするきんぴらごぼう。

食後にチャイをいただきました。ランチにセットだと、250円です。巷には甘いチャイが多いけど、これはぴりっとした味。好みでシロップを入れて頂きます。控えめにシロップに入れれば、すっきりめの味で夏にぴったり。

落ち着いたBGMが流れる店内。スタッフの女性の、元気すぎない感じも心地よい。持ってきた本を開いて、ついつい長居してしまいました。とっても素敵なカフェでした。

店を出て、高倉通りをもっと下がって五条通りを渡ります。次の目的はこちらのビル。1階に「&PAPERS」さん、3階に「WORK&SHOP by BOX&NEEDLE」さん。姉妹ブランドで、いずれも京都の紙界では有名な存在です。1年半くらい前、京都に旅行で来たときには訪れたのですが、住み始めてからは始めての訪問です。

1階にはオリジナルノートなどが作れるワークスペースが。表紙や紙を選んでスケジュール帳が作れるということで、来年の分はここで作りたいなあ。

3階にある「WORK&SHOP by BOX&NEEDLE」さんは、張り箱の専門店。いろいろなデザインの紙で作られた素敵な箱が沢山売っているほか、世界各国の紙も販売。楽しくないわけがないぞ!!

レターボックス、壁に飾れるボックス、アクセサリーボックス、ペーパートレイ……などなど、大きさも形も柄もさまざまな箱が所狭しと並ぶ店内。時間を忘れて見入ってしまいました。お値段はお高めで、大きな箱類にはなかなか手が出ませんでしたが、世界の紙の中で気に入った1枚を購入しました。

こんな紙。70×50cmで1100円+税。イタリアのものです。植物や動物のモチーフが好きなんですよね。くすんだ色合いも好みでした。可愛い柄がありすぎて悩みまくったのですが、店員さんも親切に対応してくださいました。

買ったとき、「もしかしてこのまま持って帰るのかな?絶対折れちゃう、どうしよう」と勝手にドキドキしていたのですが、店員さんがくるくるっと丸めて、こんな紙袋に入れてくれました。

こんなに細長い紙袋があるんだ!とときめきます……。しかも、

端紙で作ったのかな?こんな可愛いおまけも。サンリオショップ方式?かわいいー!!♡

100均でマグネットを買ってきて、玄関ドアに飾りました。フレームに入れて部屋に飾ってもみたいけど、そのまま壁に貼るのもラフで良いかも。壁という壁に紙を貼りたくなってきます(笑)

店員さんの話では、柄に飽きたらブックカバーや封筒にして、新しいのを求めにくるお客さんもいるとのこと。無駄がなさすぎる。素晴らしい!

この後は、高瀬川沿いをのんびり散歩。ノスタルジックな風景にたくさん出会いました。次の記事で続きを書きます〜。

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