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大阪北新地放火事件

精神科医が、患者ごとに、どのように治療をしていくか、どのように考えて取り組んでいるかを実にくわしく語った本です。心の病に対処しながら、これでいいか、自分の心とも対峙し続ける医師の苦悩は察するに余りあります。この本を読み始めたあとに、大阪の放火のニュースがあり、余計にショックでした。(それにしても、どうして暴露本みたいなタイトルを付けるのでしょうか、新書は。著者も本意ではないと思うなあ。こういう、あざといタイトルで売れる時代ではもうないと思いますし、ほんと、シリアスな内容です。)

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