アメリカ大統領選挙考察 #1

コロナウィルスショックが世界を席巻している。
アメリカもブラックマンデー以来のNY市場株価暴落、圧勝と見られていたトランプ大統領の再選が一転暗雲が立ち込めてきた。
野党の民主党予備選挙で序盤出遅れた、ジョーバイデン前副大統領がスーパーチューズデーを制して俄然優位に立ったからだ。
中道派のブティジェッジ、クロブチャーが
スーパチューズデー前に撤退、バイデン候補の支持を表明、スーパーチューズデー後に左派のウォーレンが撤退。残すは、急進左派のサンダースのみとなった。サンダースでは11月の本選挙では
とても勝てないと踏んだ民主党はバイデンで7月の党大会前に統一されるだろう。
サンダースの予備選挙撤廃は最早時間の問題で
あろう。しかし世の中何が起きるかわからないものだ! コロナウィルスショックがバイデンの追い風になるとは??
トランプ大統領は稀に見る米国の好況と低失業率
雇用の増大(※売りは黒人ヒスパニックの雇用)
に支えられてきたが、コロナウィルスによる
景気後退から不況さらには恐慌になる様な事態に追い込まれるとトランプ再選のシナリオは完全に崩されていくだろう。

当たり前のことだが、アメリカ大統領選挙の行方は我が国にとって重大な影響を及ぼす。

東京五輪開催はトランプ大統領が記者会見で語った様に、一年の延期でほぼ決まりとみて間違いない。元電通専務の高橋治之理事が森喜朗会長の承諾なく延期発言するなど絶対に有り得ない。寧ろ日本側がIOCの意向を探ってというよりアメリカの意向なのは間違いない。森喜朗会長が高橋治之理事を特使としてアメリカの意向を伺う為のヤラセだろう。IOCだろうがWHOのバッハが何と云っても、アメリカが延期と決めたら全てが決まる。

一年延期とトランプ大統領が言うなら有り難くそれに従った方が日本にとってベストな選択だ前例が有ろうがなかろうがそんな事は関係ない!

1980年開催のモスクワ五輪にアメリカはソ聯のアフガン侵攻に反対して参加ボイコット、間髪入れずに日本はアメリカに追随した。そこに選手団らに対する忖度、配慮等は一切ない非情な政治決断それが国際政治だ日本的な感情論は全く通用しない。因みにイギリスやフランスは参加している。

アメリカが参加しないオリンピックは成立しないからだ。例えばアメリカ🇺🇸が中止と言えば中止となる。我が国としては、1940年に続いて2度目の中止に追い込まれるという、五輪史に残る汚名と不名誉、これまでの招致への各方面への努力は水泡に帰す。さらに経済的損失と国際的信用の喪失は計り知れないものだ。危険なのは安倍総理がこれまでのサンクスコストに拘って判断を遅らせることだ。これは致命傷となってしまう。

一年延期が考えられるベターな選択肢と考えるのが常識で合理的判断とみる。

さて、アメリカ大統領選挙で、トランプ再選を前提で日本政府はとんでもない事になる。

一転コロナウィルスショックでトランプ大統領は窮地に追い込まれるだろう。

なので、サンダースの様な急進左派が本選挙に出てくれた方がランドスライド即ち地滑り的圧勝で

勝つ。かつての共和党大統領候補が圧勝した古くは…

1972年 ニクソンvsマクガバン

1980年 レーガンvsカーター

1984年 レーガンvsモンデール

1988年 ブッシュ父vsデュカキス

2004年 ブッシュJr.vsケリー

特にサンダースの場合は1972年の大統領候補ジョージマクガバン並みの急進左派なのでトランプ再選どころか圧勝するだろう。

コロナウィルスショックと共に復活した

ジョーバイデンは副大統領候補に恐らく3人の女性政治家を選ぶだろう。左派になるか?中道派になるか?NHKや民放の報道より確かな

チャンネルくららのYouTubeの渡瀬裕哉氏の解説

詳しいことは🔽

https://youtu.be/vIyB_tNrZ20

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⬆️ エイブラハム氏ならば黒人票は元来黒人有権者に圧倒的に人気のバイデンさらに岩盤支持を強固なものに出来る。

ウィトマー氏ならば、元来民主党の地盤であらミシガン州における多数の選挙人を取れる彼女は白人女性。無難な選択肢だろうか?

さて、最後はテキサス州のエスコバ下院議員

共和党が、強いこれも選挙人の多いテキサス州の

ヒスパニック票を掘り起こせる。

2000年の大統領本選挙でのブッシュJr.とアルゴアの票の取り合い合戦でもよくわかる構図。

渡瀬氏はエイブラハム氏を推すが、果たして誰をバイデンを指名するのだろうか?

だれが指名されても、トランプ&ペンスコンビニは

厄介であり楽勝とはいかない。

どちらにせよ、バイデンが勝つと日本の外交防衛政策から内政、経済政策及びアベノミクス等は見直す間もなく、終焉となる。 

tobe continue



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