倉山満の砦より 官僚考察

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緊急事態宣言が延長される。

国民を家畜のように扱いたい官僚は、随分なオモチャを得たものだ。専門家が何を言おうと、結論は決まっているのだから、どうにもならない。

安倍自民党に後で鉄槌を下す以外にない。

別に安倍首相に限らず自民党政治家が頭が悪いのは、「様子を見る」が最もリスクのある決断だと理解していないこと。

4月の自粛分の補償がようやく昨日の議会で可決して、まだ行きわたっていないのに、どうする気か?意図的に経済を殺す気としか言いようがない。実際に今の日本政府は国民を殺そうとしているのだから。

多くの日本人は善良だから、「誰が悪いのでもない」とあきらめる。しかし、これは明らかに失政による人災である。

先の大戦も、やりたい放題やった官僚どもが、さんざん国民に我慢を強いて協力させておいて、「一億総ざんげ」で責任をとらなかった。

こうした構造の打破こそが戦後レジームの脱却なのだが、安倍晋三こそが戦後レジームそのものと化している。

自民党と官僚が政権担当能力を無くしている。それに代わる野党がない。

現状だと公明党だけが正気を保っている。

こんな世の中でいいと思うか否か。決めるのは国民だ。

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幾つかの重要なキーワードについて考察してみる

❶「様子を見る」が最もリスクのある決断

これは戦略論として一番拙いパターン、要するに戦時下に於ける逐次投入、情勢に応じて戦術を変更する先の対戦、必敗パターンに他ならない。

❷日本人は善良だから、「誰が悪いのでもない」とあきらめる。しかし、これは明らかに失政による人災である。

自粛要請に概ね国民は良識ある態度でそれに従っている。これは事実上強制すると同義である。コロナウィルス対策は明らかに人災、初動の水際対策と封じ込めに失敗、中国人入国に対して遅れに遅れ、クルーズ船の対応も完全に失敗した。これを覆い隠す為に詭弁を弄し国民を騙して欺いている。

やりたい放題やった官僚どもが、さんざん国民に我慢を強いて協力させておいて、「一億総ざんげ」で責任をとらなかった

これこそ歴史を繰り返している!

当時の新聞(特に朝日新聞)も共犯で対米戦をアオリに煽った!歴史家の保坂正康氏の著者にある様に凡ゆる情報軽視、個益省益追求、責任転嫁-"軍部=官僚"に象徴される日本型官僚組織の致命的欠陥に斬りこんでいる。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784022506221

★☆保坂正康氏の考察より引用★☆

https://bungeishunju.com/n/n50d5a342062d?gs=068d827e5817より抜粋しました

国民を総動員して戦場に送った後、次々と玉砕の報告が来ても、参謀たち官僚は責任を取らない。作戦の外道と自覚しながら、神風特攻隊まで始めてしまう。忠誠を誓うべき対象を抽象化したことで「たが」が外れてしまったのです。こうしてなんでもかんでも「国民がため」だとする究極の無責任体制が出来上がってしまいました。軍上層部に、連戦連敗の日本軍を「神軍」と本気で信じていたエリートがどれだけいたかは甚だ疑問です。

 翻って現代のエリート官僚にもこれと全く同じ構図が当てはまります。

 今の国家公務員は任用される際に宣誓書に署名して任命権者に提出することになっています。その宣誓書の中には次の一文があります。

〈私は、〇〇は国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚し、日本国憲法を遵守し、並びに法令及び上司の職務上の命令に従い、不偏不党かつ公正に職務の遂行に当たることをかたく誓います〉

 しかし、ここに記された「国民」とは誰なのか。「国民」と書くしかないのかもしれませんが具体的に誰のために奉仕するのかが抽象的で、イメージしにくいのです。

 戦後、GHQ占領下の日本で軍部は解体され、「天皇(神)のための軍隊」はなくなりました。しかし昭和22年に大日本帝国憲法から日本国憲法へ移行する際に、GHQは日本統治のため官僚組織の主要な制度をそのまま温存します。

 つまり日本の官僚組織は、戦後「天皇のため」が「国民のため」に単に置き換わっただけで、「自分のため」という実態がそのまま残ってしまったのです。

 ここが今日の官僚組織を理解するうえで重要なポイントです。今の官僚たちも口では、「国民のため」とは言いながら、実は「自分のため」に行動していることがあります。つまり「天皇(神)のための軍隊」と「国民のための官僚」というのは、ともに軍人や官僚の野心や保身、あるいは不都合な真実を隠蔽し隠すための偽装であり、それが日本のエリートの一つの「型」になっていると私には見えるのです。

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保坂正康氏の考察通り政府、財務省、厚労省もまるで戦前戦時中とは全く変わらない組織構造という事だ。これはコロナウィルス専門会議も同じだろう。という事は確実に失敗してそのツケは国民が背負うということだ。さてこの腐り切った構造を転換するには政治しかあり得ない。

最後に4番目のテーマとして倉山氏が掲げる

自民党と官僚が政権担当能力を無くしている。それに代わる野党がない。

これこそ国民の悲劇に他ならない私はこのまま

安倍晋三内閣と官僚専横の政治が続けばコロナウィルス対策は完全に失敗し太平洋戦争敗戦同様に

国民は取り返しのつかない未曾有の危機に直面して後悔しても仕切れない事に陥ること避けられない。正に猪瀬直樹著書の昭和16年の敗戦…再現https://honto.jp/netstore/pd-review_0603289578.html

日本必敗と分かっていても官僚専横組織故に破滅していった日本🇯🇵

しかし、安倍内閣、自民党政権( 財務省主導官僚専横体制)に替わる国民の選択肢がない。

然も憲政史上でも最低最悪との評価されている

立憲民主党が野党第一党だというのは国家の悲劇としか思えない皮肉だ。

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