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内閣と政党支持率と解散総選挙考察

菅内閣の支持率が短期間で急落している、恐らく上昇傾向には在任期間中はならないだろう。死に体政権を支えているのは、野党のお陰、特に野党第一党の立憲民主党が大貢献している…世論調査は選挙の議席を反映する訳ではないが菅総理と自民党には大いに助けられているとみる。週刊ポストの衆議院選挙の議席予想によると僅か一桁の立憲民主党は議席大幅増と予測している。小選挙区比例代表制度のシステムは必然性に自民党が議席を大幅に減らせば立憲民主が増える(※野党統一候補)付け加えるならば投票率が下がり、尚且つ支持なし層がさらに拡大膨張するばこの傾向は強まる構図だ。好むと好まざるに関わらず当然の帰結となる。ポストの取材では自民党は40議席以上の大惨敗と予測しているが、解散時期を菅政権が先延ばしで時間稼ぎすればするほど、議席減を如実となる。50%前後又はそれ以下の投票率を考えれば自民党に現在ですら、40%前後の支持率と公明票が有れば菅内閣の支持率が例え一桁になろうと政権交代は先ずあり得ない。但しコロナ禍の閉塞状態が延々と続くと仮定すれば、規制政党ではない第三極の政治勢力が台頭すれば劇的に政界の地図は塗り替えられる。その必須条件とは唯一投票率の上昇のみである。この支持なし層を数%を掘り起こせば一気に政局は激震するのは間違いない


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何故?野党の支持率は低空飛行を続けるのか?

菅内閣がこれだけ失政を繰り返し、コロナ対策にも失敗しているのに政権の座に座り続けられるのか?それは民主党政権時代のトラウマにあると見る。

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🔺要するに2009年〜2012年の民主党政権は詐欺だったのだ!このトラウマが国民有権者にある限りは、出鱈目なマニフェストを並べて国民を騙し欺き、さらには国益を毀損した大失敗政治を国民は忘れていないからだ! 自民党政権以上に信用されていない、政権瓦解以降も民進党やら立憲民主党にしてもまるで反省も総括もなく8年間も未だに迷走している野党では政治の責任も果たせないし政権運営などとても無理だ国民が危険に晒されてしまう。当然、コロナ感染対策も経済対策などには全く対応できないだろう。当の野党自身が自覚しているから政権交代等、夢のまた夢である。ではどうすれば?となる、やはり第三極が政治力と政治勢力を拡充し、政権運営能力を構築していくしか道は無いと思う。そこで注目されてのが岩田温氏曰く、小池百合子都知事 その人をキーパーソン と考える。

その為の条件は東京五輪の開催と菅政権のままでのコロナ収束だ。小池百合子都知事の立ち位置で考えると実にわかりやすい、かつて民主党政権は全くの政権運営について素人だったが、自民党の保守政権で閣僚経験もある、都知事として行政手腕もある政治的な駆け引きや発信力は頭抜けているので支持なし層即ち無党派層、さらには消極的保守派と言われる自民党支持層も取り込めるだろう。私はコロナ禍は第三極の政治勢力拡大に千載一遇のチャンスであると考える。さて今年2021年の解散総選挙の時期だが、7月の東京五輪前には無いと思う。五輪閉幕後の恐らく9月か若しくは10月の任期満了前後しかないと考える。どちらにせよ年内には確実に菅総理は辞任となる。菅総理では選挙は敗北してしまうが、選挙前には自民党は新総裁は選べない。となると戦略として自民党は如何に負けを歩留まりにするかが、最大目標となるが、今後10カ月近く、国民の不満とかつてないはどの激しい批判に晒されて持ち堪えらるか否かが焦点となるだろう。私は緊急事態宣言が完全に不発に終り感染拡大は止められないと予想する。泥縄式の菅総理は基本的な大方針がなく無為無策だからだ。少なくとも感染拡大に伴って重症患者は激増の一途を辿り、高齢の死亡者数も正比例していく、それに対して全く菅政権は有効な手立てを打てないだろう。やがて医療体制は間違いなく崩壊してしまうだろう。なので、野党も与党も敢えて家中の栗を拾いたくはないので、菅総理がギブアップするまで続けさせる魂胆なのだ。その間に日本経済は疲弊し未曾有の不況に陥るだろう。

菅総理にとって頼みの綱はワクチン接種だ。恐らく政権は収束をこれに賭けている筈だ。五輪前にある程度ピークアウトさせたい、そうしないと東京五輪が開催出来なくなる、仮に開催しても実に中途半端な参加国も近年になく少ない大会になってしまう。当初の予定とは全く違う形のオリンピックとなるのは必至だろう。それにコロナ禍で露呈した脆弱な医療体制の中では、ワクチン接種もトラブルが発生するだろう。ある程度の成果を出した上で収斂させていかないと菅政権は又々指弾を受ける羽目になる。それらのマイナス要因に対してリスクヘッジする能力が総理大臣としてないので混乱の責任を取らされるのらやむを得ない。

菅総理が一点突破全面展開するには

実績を積み上げるにしても時間がないし、菅義偉総理大臣の能力では無理だ。経済優先路線の政権運営が余りにも中途半端で失敗してきたツケが回ってきたのだから四面楚歌になるのは当然でそれすら読めないのなら政治家として資質がないに等しい。この様な状況に於いては一気に追い詰められた局面を打開する以外方法はない。小出しに飴を与えて世論動向を探る方策が一番最悪だ、その最悪の政策を厚顔無恥の如くやって失敗しているのが菅内閣だ。ではやるべき事はカネを出す事以外あり得ない! 

❶消費税減税又はゼロ、租税の全面的減税

❷給付金、ヘリコプターマナーを配りまくる

❸緊縮財政を捨てて積極財政に転換する

究極の経済財政音痴である菅総理では全く期待出来ないからこのまま政権は崩壊するだろう。なので第三極政権なら実はこれが可能だ。何故なら国家予算は税収だ賄われていないからだ。第三極新政権は諸悪の根源である財務省を始め各省庁を解体してしまえば良い。政権交代が必要なのはそれが出来る可能性があるからだ。その為には自民党の政権を崩壊させ、その後も解体させる必要がある。同時に立憲民主党や共産党の規制野党も解体させる必要がある。


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