ひろゆき論破

米イェール大学助教授の成田悠輔さんと、2ちゃんねる創始者の西村博之(ひろゆき)さんが日本や世界の根本的な問題に新しい視点を提供し再定義するトーク番組『Re:Hack』。

今回のゲストは、立憲民主党の泉健太代表が参戦。嫌な予感は的中し、ひろゆきさんとの大激論で番組は史上最悪のピリピリムードへ・・・。立憲民主党が与党になったら日本はどのように変わるのか・・・放送事故ギリギリの大激論!

収録現場の空気は史上最悪のピリついたムードに

最初に視聴者の皆様にお断りしないといけないことが・・・。今回の収録において、立憲民主党代表の泉さんとレギュラー陣(主にひろゆきさん)との議論が、途中から揚げ足取り合戦のようになってしまい、番組史上最大級のピリついたムードになってしまったーー。


そのため、ほぼ無編集の疑似生形式での配信でお届けすることをご容赦頂きたい。立憲民主党がそう映るように編集をしたわけでも、番組として演出をしたわけでもなく、ガチンコでピリついたムードになっていく様相も楽しんで(?)頂きたい。

核抑止は時代遅れ?

番組冒頭、まずは時事ネタである『ウクライナ侵攻』の話題からスタート。成田さんが「ウクライナ侵攻の状況を見ても、憲法9条や核保有に関して以前と考えは変わっていないか?」と質問する。
泉さんは「基本的には変わってないですね」と即答。「今回の戦争が台湾有事など東アジア情勢に影響がある可能性を含めても?」と成田さんが追撃すると、泉さんは「核は事実上使えない兵器だから不要」と持論を展開した。

核兵器は国際社会の目があるため、事実上使用出来ない上、ロシアが威嚇として核をチラつかせてもウクライナの態度が変わらないことからも、核を保有する意味はないと力説。「核は抑止にもならない時代遅れのもの」と泉さん。

この泉さんの持論について、全く釈然としていない様子のひろゆきさん・・・。

ミア半島を巡ってひろゆきVS泉が代理戦争

ここからひろゆきさんが攻撃開始。「そもそもウクライナが抑止力を持っていないから、あっさりクリミア半島をロシアに奪われてしまったんですよね?」と質問する。
泉さんは「クリミアはロシア系住民が多く、親ロシア派が多かったから」と抑止力の有無の影響については否定的。ひろゆきさんは「でも、ウクライナに軍事力があれば、親ロシア派が多くてもクリミアを守れましたよね?」と反論するが、泉さんは「クリミアはロシア系住民が多いので、そもそもウクライナが軍事介入できる状態ではなかった」と真っ向から再び否定。
クリミア半島を巡って、ロシアとウクライナではなく、ひろゆきさんと泉さんの代理戦争が勃発してしまう・・・。

台湾有事を巡っての議論は成立せず・・・

クリミア問題について両名の意見は平行線のままなので話題を変更。ウクライナ侵攻を受けて、台湾有事のリスクは上がったのか?という議論へ。

泉さんは「台湾有事のリスクは引き続き高いという意味では変わっていないし、党としてのスタンスはウクライナ侵攻前後でも変わっていない」と回答。理由としては、中国の軍事力が急に上がったわけではないので、状況が急展開しているとは捉えていないとのことだ。これに対してもひろゆきさんは真っ向から反対する。

ひろゆき「中国の軍事力が足りてないから攻めて来ないんですか?」
泉:「そもそも理由は1つではなく複合的。軍事力が足りてないのは1つの要素」
ひろゆき:「それで言うと軍事力は既に足りていると思うが・・・」
泉:「そう思われたらそうかもしれないけど、そう簡単ではないんです」

ピリッといなす泉さん。

ウクライナ侵攻で台湾有事のリスクが上がったと主張するひろゆきさんと、すぐに台湾有事が起こるわけではないと主張する泉さん。こちらの議論も全く噛み合わないが、最後に泉さんが「可能性の話をされたら何でも上がる」とひろゆきさんの意見を匙を投げるような形で受け入れた。泉さんの笑顔が増えれば増えるほど、現場はピリピリ・・・。

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