ポスティングシステム
広島東洋カープの鈴木清明球団本部長は6日、ポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指している鈴木誠也を、広島の春季キャンプに参加させない方針を明らかにした。「(キャンプメンバーに)考えていない。向こうに行く前提で進めている」と語った。
【写真集】2021年シーズンの鈴木誠也
大リーグは労使に絡む活動が止まるロックアウトが続く。昨年12月上旬から鈴木の交渉は止まったまま。新労使協定の妥結がずれ込めば、2月になっても契約が決まっていない可能性がある。鈴木本部長は「厳密に言うと(広島と)未契約の選手はキャンプできない」と話し、自主トレーニングでマツダスタジアムなど球団施設の利用は認めるという。
一方で、鈴木本部長は「向こうの契約がなくなったら(広島のキャンプを)しているかもしれない」と言及。米球界への移籍が実現しなかった場合は広島残留を受け入れる意向でいる。
中国新聞社
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