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神様のリング 200年に一度の天才ボクサー 亀田昭雄

素晴らしい一冊!読了して感じたことは刊行されたのが2010年なので既に10年の歳月が経過している。アーロン・プライヤーは2016年10月この6年後にシンシナティの自宅で長い闘病の果てに心臓病で逝去されているとの事。2021年現在の亀田昭雄さんは今はどうしているのかだろうか?現在64歳になっているはずだ。栃木県佐野市のボクシングジムや枇杷葉治療院は? 200年に一度の天才ボクサーがもし?練習嫌いでなければ、非喫煙者であれば、ソウルマンビーや金相賢に挑戦出方ならばとあれこれと想像するよりも、この作品はノンフィクションでリアルなインサイドストーリーだが、私はドラマか映画でも観ているように気分になった。特に著者と亀田さんのラスベガスからデトロイトそしてシンシナティへの旅はまるでハリウッドのロードムービーばりではないか!亀田昭雄のボクサーとして生きた時代が違っていて日本ではなく、彼が日本人でなかったらどうだったのだろうか? 名伯楽のエマニエルスチュワートがトレーナーでデトロイトのクランクジムの所属だったら?とか色々想像してしまうが
プライヤーと2度の激闘を繰り広げたアルゲリョも革命の荒波を乗り越えて、後に政治家となりマグアマ市長の時に自殺。享年57歳
プライヤーも60歳で鬼籍の人に。早過ぎる死である。亀田さんが指導したプライヤージュニアはその後どうしているのだろうか?
何よりも200年に一度、天才ボクサーのご健勝を発展を祈念したい気持ちになった作品だ!

https://youtu.be/6PEv6xOSAMo





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