副業詐欺8

副業詐欺に要注意!悪質副業サイトを見極めるポイントとは?
2018年の1月に行われた厚生労働省による「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の公表などもあり、近頃は副業が多くの人の関心を集めています。

Webマガジン「月間副業」を運営する株式会社Catch the Webが会社で働く男女1000人を対象に行った調査では、約9割の人が副業に興味を持っていると回答したそうです。

しかし、副業への注目が集まる一方で、昨今の副業ブームに乗じたトラブルも後を絶えません。

今回の記事では、副業を騙ったネット詐欺の種類とその見極め方のポイントや、万が一詐欺にあってしまった場合の対処法について紹介します。
 
あのSNSが副業詐欺の被害経路に?

ここ数年被害が増えているのが、SNSやそこに掲載されている広告によって詐欺的な副業に誘導されるパターンです。Line、Twitter、Instagramといった誰もが使うSNSで実際に発生しているケースを見てみましょう。

LINEの場合

LINEを使った副業詐欺の代表的な事例には「無料でスタンプをプレゼント」や「LINEスタンプを送るだけで日給3万円!」といった謳い文句の勧誘があります。

LINEの友達追加やメールで案件へ申し込むと、「順番待ち」や「手続き待ち」として数日間待機するよう伝えられ、もともと要件に無かった情報商材や詐欺サイト、アフィリエイトなどへの大量の広告が送られてくるのです。

手口によっては、スタンプを配布するために他のゲームサイトなどへの登録を条件としている場合もあり、特に小・中学生などは注意しなければなりません。

Twitterの場合

Twitterで注意が必要な詐欺の手口には「リツイート詐欺」があります。

この手法は「このツイートをリツイートした人から抽選で〇名に現金や高額商品をプレゼントします」と投稿しておいて、実際には抽選を行わず、リツイートを行った人へ個人メッセージで連絡を行います。

「当選したので、手続きとして〇〇をしてほしい」などと言って広告のクリックやメルマガ登録を求めたり、現金を振り込ませるのです。

また、「荷物を指定の場所に運ぶだけで〇万円」といった内容の裏バイトの勧誘にも気をつけなければいけません。このような仕事は、詐欺で騙し取ったお金の運び屋として気付かないうちに犯罪行為に手を貸していることになってしまいかねません。

インスタグラムの場合

インスタグラムの場合、詐欺によく用いられるのが広告です。

「クリックするだけで〇円」と書いた広告をクリックさせる副業詐欺に限らず、「あの有名ブランドが〇%オフ!」などとして偽の通販サイトに誘導を行ったりと、さまざまな詐欺に利用されてきています。

広告以外にも、旅行や豪華なレストランでの食事などの投稿を繰り返して稼いでいることをアピールしては、興味をもって接触してきた人に対して勧誘を行うという手口も見られます。


被害の多い副業詐欺の4パターン

副業詐欺

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