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教師シマリス

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学校の授業、教育系のアレコレ、楽しく学ぶ工夫、そんなことを書いた記事をまとめました。 現在アメリカの私立高校で歴史と科学などを教えていますが、それ以前は日米を含め6カ国で英語・コ…
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2022年1月の記事一覧

運命に正しく動かされてこの仕事をしている

私は飽き性でひとつのことが長続きしたためしがない。 ピアノの練習、ブッククラブ、学生時代の研究、発掘調査、編み物、大好きなカフェ通い、日記やブログ・・・・いろんなことを始めてはほどほどまで行くと次に興味が移って辞めてしまう。Noteに一年以上も毎日記事を書いているのは自分にとっては奇跡であり、一年以上続けてもまだ楽しいnoteの魅力はすごいな、とも思う。ちなみにアルフィーさんにも全力で愛を捧げて2年になる(前回力を入れたのは30年前でした)が、アルフィーさんが48年続けてく

”いつか先生とハグできる日が来るのかな”

日本も感染者が増えているようですね、ニュースを見るたびに数字の意味を考えることが多くなりました。私の住んでいるアメリカ東海岸でも陽性者数が信じられないほど多くなり、うちの学校もこれまでより一層マスク+手洗い+消毒+換気が強化されています。(*私立高校で教師をしています) うちは学校内での感染を徹底的に防ぐため、教室内でのディスタンス、ランチ時の列や座る場所、毎朝の健康チェック(登校前にアプリで報告)、全職員と生徒の定期的なPCR検査を行ってきました。その甲斐あってがパンデミ

偽マルチリンガルの微笑

私が”使える”言語は母語の日本語を含めて3ヶ国語、”わかる”(聞いてわかる・読んでわかる・なんとなくわかるw)のを入れても全部でせいぜい5−6か国語だ。その中でも自信を持って自由に使えるのは日本語と英語の2つだけだ。(*アメリカの私立高校で教師をしています) だけど生徒たちは私が何ヵ国語もペラペラのマルチリンガルだと思っている(笑)。 なぜかというと私は英語ではない外国語にパッと反応するからで、授業中でも休み時間でもランチのテーブルでも、Non英語の言葉をすかさずキャッチ