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ちいさいシマリス

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昭和の子供はこんなんでした。
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#子供時代

世界の始まり、海のある小さな町

宮崎県の青島 ここに住んだのは人生の最初の何年かだけだけど、自宅の周りの風景も学校までの道のりも、ピアノ教室やお寺の幼稚園までの風景もよく覚えている。 不思議なものでこの町を引っ越して、その後高校卒業まで暮らした海から遠い町のことはところどころしか思い出せない。 小さい頃に見たものや食べたもの、経験や感情などは”人生で初”のものだからだろうか、私の記憶の中の青島はとても鮮明だ。その後に似たような経験をしてもそれが何度目かであり繰り返したものであるので強い印象がないのだろ

赤と青のオランガタンの世界

昭和の子供だった私は毎日NHKの "みんなのうた" を楽しみにしていました。 多分見ていたのは、せいぜい中学校に上がるくらいまでだと思いますので、物心ついたころから7−8年くらいは見ていたのかな。実際NHKのページで見てみると80年代中期以降は全く知らない歌ばかりですが、70年代から80年初頭は忘れていた曲もタイトルと絵で思い出すものがたくさんあります。 今でもフルで歌える曲もたくさんあります。幼少期に毎日毎日聴いて刷り込みされたのですね。 その中で大人になって口ずさみなが

ピーナッツバターのトースト

私にとってのピーナッツバターは紙のカップに入った甘いやつです。 メーカーはアヲハタだったのか・・・画像を探してみたけど見つかりませんでした。昭和に子供だったみなさんには あーあれか、とわかるのではないでしょうか。正式にはピーナッツクリームでした。 小学校の5、6年だと思うのですが、母と二人暮らしだったそのころの朝ごはんはトーストにピーナッツバターと牛乳にほんのちょっぴりインスタントコーヒーを混ぜた、カフェオレとは言い難いほぼホットミルクのようなものでした。 他のものも食べ