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8年かかってやっとわかった不妊原因【子宮卵管通気検査】|不妊キロク5

20歳の頃から不妊で悩んで
29歳で顕微受精にて第一子を授かることができた。
その長い道のりと詳しい経験などキロクしていきます

▽こちらの記事は連載しているものです
前回の記事はこちらから↓

不妊治療の第一歩として
・卵巣ホルモンの検査
・甲状腺検査
・採血
(これらは期間が決まっていて
生理の3日目から5日目にやらなければ
いけないとのことでした)
を行い、順調に治療は進んでいきます
(検査結果は前回の記事をご覧ください)
そして次に行った検査で
ようやく私の不妊の原因が明らかになりました

不妊症一般検査【子宮卵管通気検査】

不妊治療ってそもそも
みなさんどんなイメージをお持ちでしょうか
私の場合は
実際自分が始める前のイメージとして
・高額
・痛い
・暗い
・長期戦
という感じでした
今回は中でも【痛い】に関する治療です

今回の検査
【卵管通気検査】とは他に、
・卵管造影検査(子宮卵管に造影剤を流す)
・卵管通水検査(子宮卵管に生理食塩水を流す)
があります
卵管通気検査は子宮卵管に
炭酸ガスを流して、子宮腔から卵管へと通し
腹腔から流れ出るかを調べる検査です。
造影、通水とは流すものの違いで
検査の流れや目的はほとんど同じです

そもそも何でこんな検査をするかというと
子宮卵管が閉塞していた場合
卵子や精子の通り道が塞がれているということなので
子宮の働きに問題がなくても
自然に妊娠(受精)することは不可能だからです

ちなみにもし閉塞していても
症状がないため検査をしない限りは
明らかになりません。

通気検査後のゴールデン期に期待

一般的にこの検査を受けると
検査後約6ヶ月は卵管の通りが良くなるとされ
妊娠率が上がるとされています
これを不妊治療界隈では
【ゴールデン期】と呼ばれていました
私は検査を受けるまで
『ひとまず受けてみて、ゴールデン期に
期待してみよう』と考えていました

不妊治療で1番痛いとも言われる検査

検査を受けることになるずっと前から
この検査には痛みが伴うことは
知っていました。
人によっては不妊治療の中でも
1番痛かったと答える人もいます
とっても細い卵管に造影剤などを
無理やり入れていくので
痛いに決まっていますよね。
詰まってなかったら痛くないって意見もありましたが
痛みにそこそこ強い自負があった私は
まぁまぁ怯えながらも
なんとかなるっしょ精神で挑みました

子宮卵管通気検査当日

流石に当日になると緊張はするわ
怖くなってくるわで大変でした
ネットのレビュー見たりして
ビビりまくってました

検査が始まって
炭酸ガスが入れられていきました
これが本当に痛すぎて。
意識しないと呼吸ができないぐらいでした
結果的にこの日は
医師から「片側はもう少しで通りそうだけど
もう片側は閉塞かなー」と言われました
確認のため後日もう一度検査をすることになりました

ちなみに検査直後も痛すぎて
(感じたことないレベルの生理痛のような痛み)
立っていられず
休憩室で休ませてもらってもしばらく痛すぎて
点滴で痛み止めをして、夫に迎えき来てもらったくらいでした

確実に今まで生きてきていちばんの痛みでした

再検査と結果

後日同じように検査をしましたが
もうほぼほぼ閉塞で間違いないような感じだったので
痛すぎるし
早めに切り上げてもらい
正式に
『子宮卵管両側閉塞』の
結果を受けました
その日も夫に迎えにきてもらい
医師から簡単に説明を受けました
医師からは
「両側詰まっているので自然妊娠は不可能
体外受精になる。ただし他に問題は見られないから
きっと治療を開始したらすぐに妊娠できるよ」
と言われました

自然妊娠はできないという現実

薄々わかってはいたし、覚悟はできていたものの
『自然妊娠は不可能』という現実に
流石にショックを受けて
帰り道泣きながら帰りました
夫にも「ごめんね。自然妊娠はできないって」
と伝えました。
夫は優しいので
その後の体外受精については前向きに
考えてくれました
私自身、悲しみもそれはそれは
大きかったですが
8年かけてわからなかった
本当の不妊の原因がわかった気がして
少しスッキリした気持ちでもありました

不妊治療専門病院へのハードル

原因はわかったものの
もう私には
体外受精以上の治療しかできないということで
不妊専門病院に行かなくてはいけないということは
明らかでした。
幸い自宅近くに
実績のある不妊治療専門病院があったものの
ネットで検索しては
・怖い
・金額が不安
・不妊治療をし始めてもうまく行かなかったら怖い
などの理由で
なかなか一歩踏み出せずにいました
実際、ここから約一年
不妊治療や妊活を一切せずに
夫婦でお出かけや旅行など
2人の好きなことを楽しみました


不妊治療の再開

28歳の誕生日を迎えて少しが立った頃
なかなか私の方から動けずにいたところに
夫が「そろそろ本格的に病院いこっか。予約取るよ」
と提案してくれました。
この夫からの提案がなければ
私はまだまだぐずぐず治療を先延ばしに
していたと思います
今思えばもっと早く始めたらよかったと
思ってるぐらいなので
不妊治療は何が何でも
1日でも早く始めるべきです。
ようやくここから
体外受精に向けて
大きな一歩を踏み出しました。
次回から専門病院での本格的な
記録を残していきたいと思います

【🕊】
最後まで読んでいただきありがとうございます❣️
こちらは不定期での連載となります
マガジンにまとめていきますので
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