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バラ色の人生を続けるために、現実から目を反らさないのが大人の流儀。

長いこと夢を見ていたような気がする。むしろ「現実を直視していなかった」ほうが正解か。

作家になること。
愛する人と結婚して、幸せな家庭生活を送ること。

30年近く掲げていた二大目標(夢じゃないの、確実に叶えるつもりだったの)は、昨年ようやくコンプリートした。作家には15年前になれたけど、もうひとつのほうは実現しそうでできずにいた。うまくいきかけては決裂し、舞い上がっては落胆した。

何事も、継続するのは難しい。仕事もそうだし、パートナーとの交際や生活もそう。
今のところは「結婚生活は順調」だと言い切れるが、それだって将来的に保証されているものではない。私と旦那、双方がこの幸せな生活を維持すべく思いやりを持ち、常に支え合い与え合わなければ、いくら法律で同じ戸籍に属していようと、壊れる可能性がないとはいえない。

与えよ、さらば与えられん

「求めよ、さらば与えられん」は新約聖書の言葉。物事を成就するためには、与えられるのを待つのではなく、みずから進んで求める姿勢が大事、という意味だ。

私はさらに一歩前のめりで「与えよ、さらば与えられん」を自らに提唱している。

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