雪国の外壁はどうする?新築外壁の種類と選び方のポイント解説

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外壁は家の印象を左右する大きなポイントのひとつです。
とは言え素材や種類も色々あり、何を選ぶべきか困ってしまいますよね。

特に雪国では寒さや雪によって外壁が劣化しやすいため、雪に強い外壁の種類や特徴、寒冷地で失敗しない選び方などを詳しくご紹介します。


新築に使われる外壁材の主な種類

1.金属系サイディング

金属板と断熱効果のある裏打材をあわせ、板状にした外壁材。
ガルバリウム鋼板など。

2.窯業系サイディング

セメントに木材繊維を混ぜて、板状に形成した外壁材。

3.木質系サイディング

無垢材の表面を加工し、耐火性や耐水性などの機能を加えた外壁材。
レッドシダーや杉など。

4.樹脂製サイディング

塩化ビニル樹脂を主原料とした外壁材

5.タイル

土や石などの原料を成形し、高温で焼き固めた外壁材。

6.塗り壁

水、土、植物など天然素材を原料とし、左官職人が手作業で仕上げていく昔ながらの外壁材。
漆喰や珪藻土、ジョリパッドなど。

7.モルタル

モルタル(水・細骨材・セメントを調合したもの)を左官職人が手作業で仕上げていく外壁材。

雪国に適した外壁材と、雪国に向かない外壁材

雪国では“凍害”に注意!
凍害は、外壁材にしみ込んだ水分が冬の冷気で凍りつき、外壁内で膨張することによって内部から表面部分を浮き上がらせてしまう状態のことをいいます。
セメントを主原料としている外壁材や、水で練って施工する外壁材で凍害が起きやすくなっています。

窯業系サイディング、モルタル、漆喰やジョリパッドなどの塗り壁、“耐凍害”となっていないタイルなどは水分を吸収してしまう素材のため、凍害の被害が起きやすい外壁材とされています。

金属サイディングや樹脂製サイディングは水分を吸収しないため、凍害に強い外壁材といえます。

凍害はメーカー保証や火災保険の対象外⁈

凍害が起こっても、サイディングメーカーの保証や火災保険が受けられる可能性はほとんどありませんのでご注意ください。
なぜなら、凍害の被害の過程として突発的な被害ではなく、徐々に被害カ所に損傷を与えていくため事故日を特定することができません。
また、目に見えにくく、ジワジワと建物を蝕み被害箇所によっては内部から被害を受けているため、見つかった際には深刻な被害となっていることもあるため特に雪国では凍害に強い外壁材をオススメします。

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