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タロットについて

タロットカードを使って占う方法を「タロット占い」と呼びます。
カード自体は比較的シンプルにできているため、カードの持つ意味と操作方法さえ理解すれば、相談者のあらゆる側面を占うことができます。

タロットカードは長い歴史の中で発展していきました。 もともと占いをするための道具ではなく、カードゲームとしてヨーロッパで生まれ、最初は富豪や貴族が画家に絵をかかせて作っていました。
現存する最古のタロットカードはイタリアにあるそうです。


タロット占いはどのくらい先のことまで占えるか?
基本的に3ヶ月までとされています。1年後は信憑性にかけてしまうので、長くても半年後までくらいとなります。

1年間を占うやり方もありますけど、1年間の運勢という形になるので、そこまでの具体的な内容には向きません。

もちろん数週間後や数日後にも占うことはできます。
日にちを設定されているほうが占いやすいんです。悩みをも具体的なほうがより良いメッセージが出やすいと思います。カードを展開していくので引くというより、引き寄せるというほうがしっくりくるかもしれませんね!


カードをまとめたものをデッキと呼び、一般的にタロットデッキ(タロットカード)は78枚で構成されています。

タロットは大きく分けると「大アルカナ」と「小アルカナ」の2種類のカードに分かれています。

アルカナとはラテン語で「神秘、秘密」などの意味で、私たちのなかにある潜在意識を表しているそうです。

大アルカナは22枚のカードで構成されています。 タロット占いをしていく上では、この大アルカナは基本のカードになります。
実は大アルカナだけでも、十分タロット占いが出来てしまうんです!

大アルカナは、人間の成長や人生で経験する大きな出来事や世界観、物事の本質などを表すものとされ、全体的な状況や運勢が絡んでくることを表しています。 
タロット占いをする際にこの大アルカナが出現してくる際には、そこを注視してカードの意味の解釈を進めて行きます。だから大アルカナだけでも占いが成立してしまうんです。


小アルカナはこの世のものを構成する火地風水に対応した「棒」「金貨」「剣」「聖杯」の4つのスートに分かれており、それぞれ14枚ずつで構成されます。
小アルカナについて詳しくは別の記事で説明していきます。

タロットカード占いは、大アルカナと小アルカナの計78枚のカードを使いますが、仕組みを理解するには正位置と逆位置という考え方が重要です。

正位置とはタロットカードが正しく見える位置、逆位置はタロットカードが上下逆に見える位置であり、正位置か逆位置かによって意味が変わります。

吊るされた人のようにどちらが逆位置なのかわからなくなる絵柄もありますが、大抵逆位置かはすぐわかります。

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