誰も言わない次回予約の弊害
どうも、嶋田です!
いつからか次回予約の重要性が声高に主張されるようになりましたね
僕がアシスタントをしていた頃はどの業界誌にもそのような特集は組まれていなかったと思います
ところが最近ではサロンの方針として「必ず次回予約をすすめる」ようになったり「次回予約率を○○%に引き上げる」とか、よく見聞きしますが
お客様のことを置き去りにしたサロン都合の施策は愚の骨頂でしかありません
次回予約率を目標値にするとか本当にアホなのかと…
「来月の売上の見込みも立たないようでは安定経営とは程遠い。あなた大丈夫?」なんて煽るサロンコンサルもいますが、とんだ勘違いです、ほっておきましょう
僕自身は次回予約率を気にしたことすらありませんし、コンサル先でも次回予約率を上げる施策はオススメしません
今日は誰も言わない次回予約の弊害について、ちゃんと知っておいて頂きたくビシッと語っておきたいと思います
周りに踊らされて後から痛い目を見たくない方は知っておいた方が良い内容かと
次回予約が盛り上がる3つの理由と背景
さて、なぜこんなにも「次回予約」を取ることが重要になっているか考えたことはありますか?
そもそも次回予約の目的とはなんでしょうか?
それは言うまでもなく「囲い込み」ですよね
毎年3000〜5000店舗づつ増え続ける美容室事情や人口減による来店客数減少、そしてホットペッパーでのクーポン競争
この三つの理由からどうしたって新規は減り、リピート難易度は上がります
何もしなければサロンの客数は減り売上も減り続けます
なので今いる顧客をどうにかして囲い込みたい
そんな背景があり、未だかつてなく次回予約の重要性が叫ばれています
なぜ次回予約はこんなにも有効なのか?
確かに次回予約は半強制的に未来のスケジュールを抑えることで、リピートに優位に働きます
お客様からすれば「半ば強引に次回予約を勧められて、断りきれずその場の雰囲気で言われるがままに次回予約を入れたけど、改めてキャンセルの電話をするのも面倒だし、とりあえず予定通り行けばいいか」
という具合で、かなりの惰性が働くことでリピート率や来店頻度が上がります
また、何年も通ってくださる常連さんがパタっと来なくなる経験もたくさんしてきましたよね?
どんな常連さんもまた次回来てくれるかなんてわからないのです
なので、次回予約はご新規から数回のリピーター、常連さんまで全てのお客様に対してリピート率を高める力があります
「おいおい嶋田よ、次回予約の弊害をビシッと言うんじゃなかったのか」と心のツッコミが聞こえます笑
ではでは、ここから弊害について切り込んでいきます
次回予約の最大の弊害
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