北海道旅行その2 室蘭〜登別〜新冠+蛇の道

室蘭駅の待合室を出て、朝明るくなって外に出てみた時、残念ながら何もないことを認識した。。

一応事前の計画では、

「引退したサラブレッドを見て回る」

そう。若かりし頃ダービースタリオンという競走馬育成ゲームにハマっており、見る専門の競馬にハマっていた。マニアックな話をすると、オグリキャップ、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、故ナリタブライアン、数々の名馬に会いにやってきた。

室蘭駅周辺で何をしていたのか全く覚えていないが、旅の中身をあーだこーだ巡らせていたのだろう、

結果、功労馬見学行脚の前に、「登別」に何やら面白そうなスポットがあることを発見し、行ってみることにした。

そう、クマ牧場。

クマ牧場にはロープウェイを利用していくが、そこに行くまでにそこら中に漂う硫黄臭に旅の醍醐味を感じながらしばらくしてクマ牧場へ到着。

確かにクマさんが大勢いらっしゃる!遠目で下方に居る。みんなして餌をせがんでいた。

両手を上げてせがむクマが多数居た一方で、意味不明なクマを発見。

そのクマは、自分の両足の指先を自分の手で掴み、股を広げながらお尻だけが地面に接した状態でバランスを取っている。

これは芸でエサをせがんでいるのか?? ただ遊んでいるのか?

そんな私も最初は面白おかしく見ていたが、やがて飽きて周辺をウロウロ。クマ牧場にドッグレースがあったりもして趣があるなと思いながらそろそろ行くかとなり、登別を後にした。

その後、苫小牧へ移動。ここでレンタカーを借りて、日高の方面へ向かおうと決意。ナリタブライアン記念館が最初のターゲットだ。

普段車に乗らない私は、借りたレンタカーがマニュアル車だったこともあり、最初はエンストを繰り返しながら、取りたくもなかった牛歩戦略で襟裳岬方面への向かった。

覚悟はしていたが、北海道は思った以上に広かった。南下してもなかなか到着しない。見渡す限り牧場の道をひたすら走る。

ドラゴンボールの孫悟空が界王様に会うために辿った「蛇の道」かと思わせるくらい、景色に変化がなく眠たかった記憶が今も蘇る。

どれくらい走ったかわからないくらいひたすら南下し、夜に新冠に到着。

「にいかっぷ」と読むのか〜と感心しながら、昨日はあまり寝てないこともあり今日は車中泊で早めに寝るかと思い、あまり何も考えられないうちに寝ていた。

翌朝からは、私にはたまらない功労馬巡りを堪能した。

自分の興奮を文章で伝えられるほどのものでもないので割愛する。

さて、次のターゲットである襟裳岬へ。

流石にそろそろ布団で寝たいなと思い、事前にユースホステルを色々と探したところ、襟裳岬にあった!

今調べてみたが、2017年?に閉館したとのこと。何とも悲しい。

次回は、そんな襟裳岬のユースホステルから。

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