見出し画像

Diana+Fで夜景を撮ってみた。

こんにちは、しまたかです。
9月も後半、いよいよ秋……かと思いきや、相変わらずの暑さですね。
これだけ猛暑が続くと、冬はその反動で厳しい寒さになるのではと不安になってしまいます。

さて、今までDianaシリーズをはじめとするトイカメラで撮ってきた写真を一枚ずつアップして、「一枚の写真」というマガジンにまとめています。
今後もトイカメラやフィルムカメラで撮った写真を随時アップし、マガジンにまとめていきますので、ぜひご笑覧くださいませ。

そのDianaシリーズですが、普通に暗い場所で撮ると写りが真っ暗で何もわからないって嘆きの方が多いかと思います。
かくいう自分も、これは日中向きのカメラだな、って思いこんでいました。

しかし、このDianaシリーズに、「長時間露光」という撮影モードがあるのをご存じでしょうか?
これを使えば、夜の撮影も可能というもので、トイカメラの楽しみの幅が広がるというもの。
使い方は簡単で、準備としてはまずレンズの上部にあるNとBのつまみ、Bに合わせておけばいいだけ。
NはNormal(標準)で通常の撮影の時に使いますが、夜や室内など暗い場所での撮影にはB(バルブ)モードに合わせておきます。

レンズ上部のNとBのツマミ、Bに合わせる。

後は撮影の際に、シャッターレバーを押し続けて光を取り込み続ければいいわけです。
その際、手持ち撮影ではどうしてもブレが生じることが多いので、三脚があった方がベスト。
デジカメで夜景撮影する際にも、三脚は必須でしたね。
当然、フィルムカメラだと、なおさら三脚が必要になっていきます。

Diana+Fを三脚につけて、撮影。

で、さっそく試してみました。
こうして撮影したのがこの一枚……


永代橋。at隅田川大橋。

思った以上にうまく撮れましたね?
ちょうど屋形船が通りかかったタイミングで撮ったのがこの一枚。
この永代橋は隅田川大橋の歩道で撮ったものですが、知る人ぞ知る撮影スポットで、実際に何人ものカメラ持って撮影している人を見かけました。
佃島の高層マンション群をバックに、ライトアップされた永代橋というのは定番ですね。


永代橋。at 新川公園。

場所を変えて、新川公園で撮影した永代橋。
ブルーにライトアップされた永代橋を絶妙な位置で鑑賞できる場所で、お気に入りの一つ。


反対側には佃島の大川端リバーシティ21

反対側をむけば、佃島に立ち並ぶ高層マンション群、大川端リバーシティ21が見えます。
街灯もあって公園内は明るく、ジョギングする地元民も多く見かけるけど、夜景撮影には穴場的存在といえます。


清洲橋 at かわてらす。

日にちを変えて、清洲橋の近く「かわてらす」で撮った、清洲橋のライトアップ。
ここからは併せて東京スカイツリーとのライトアップも望める、格好の夜景観賞スポットです。
24時間開放されているので、デートスポットにも最適でしょうね?
なお、この清洲橋、永代橋と並び、関東大震災後の帝都復興事業で新たに架けられた橋梁で、いずれも国の重要文化財に指定されています。
ちょうど今年が関東大震災100年目にあたりますし、これを機に震災後の復興建造物を撮り続けておきたいかな、と。


厩橋とスカイツリー。

隅田川橋梁群の多くはライトアップされていて、スカイツリーとの組み合わせで撮るのも悪くありませんね。
また別の日に撮ったこちらの厩橋も震災後に新たに架けられたものですが、ライトアップされている隅田川の橋としては、三連のアーチ橋はこれだけ。

そんな感じで、出来が不安だったのですが、思った以上にしっかりと撮れていて、Dianaで夜景はアリだなって再確認できた次第。
デジカメでの夜景撮影もいいですが、今後はフィルムカメラでの夜景撮影もバンバンやっていきたいな、って思った次第です。

ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?