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098.美術館に行く!/竹喬美術館「国画創作協会の画家たち」

実家に行っている時に、チチがどこかに連れて行ってくれるというので、5月に「波切村」が重要文化財に指定されたばかりの竹喬美術館をリクエストした。小野竹喬の画風も好きなんですよね。笠岡市出身だそうで、遺族からの寄贈による展示作品も多いみたい。

美術館外観

「国画創作協会」というのは、竹喬と土田麦僊、榊原紫峰、村上華岳、野長瀬晩花の5人で立ち上げた美術団体だそうです。この美術館では竹喬を中心に同時代の画家の作品も取り上げ、収集もされているそうです。美術館の収蔵品には撮影OKのマークがついていました。

気持ちのいい景色からスタート。これは富山の世界遺産、五箇山(ごかやま)の風景だそうです。

「夏の五箇山」小野竹喬

↓ちょっとトリミングをしてしまったので、元の絵から歪んでると思います。ごめんなさい。

「樹間の茜」小野竹喬

美しい色彩で、可愛く優しい雰囲気です。

「夏草」小野竹喬


「樹」小野竹喬

今年、重要文化財に指定された「波切村」。伊勢志摩の波切村(なきりむら)の風景。私も高校の美術部の合宿で行った場所で、40年前の記憶が微かに思い浮かびました。炎天下で、外でスケッチとかじゃなくて、油絵描いていたような。。竹喬さんも来られてたんですね。

「波切村」四曲一双 小野竹喬


両親は65歳以上で無料で、チチの障害者手帳の付き添い枠で私も無料で、ゆっくりほぼ貸切状態で見てまわれ、休憩コーナーで、中庭を鑑賞しながら熱いお茶もいただいて(高速のSAにあるようなお茶サービスがありました)駐車場代もいらなかった。
申し訳ないのでレターセットを買いました。舟が浮かんでいて、とても可愛い!

レターセット「海」

そうしたら、とてもステキな紙袋に入れてくださって、さらに恐縮してしまった。

「雪ウサギ」の紙袋

家に帰ってみたら、この紙袋は2018年のカレンダーを利用してリサイクルで作られていました!二重にステキ^^

内側はカレンダーです!

ランチは、美術館のスタッフの方に教えてもらって近所のお店に。地元の人気店のようで、ぎっしりでしたが、ぎりぎりカウンターに座ることができました。
お刺身の種類も多く、小鉢も充実で美味しかった!周りにお茶できるようなお店がなさそうだったので、食後のコーヒーまでついていて、ゆっくり食事できてよかった

お刺身定食
食後のコーヒー

帰りに道の駅「笠岡ベイファーム」に寄って、お菓子や干物、乾物などお土産を買って帰ってきました。
我々は満腹状態だったのでアレですが、ソフトクリームも美味しそうだった。お魚コーナーも充実してました。
一帯は干拓地だそうで、農地が広がっており、季節ごとに花畑などもあるようです。我々以外には、遠足なのか、学生さんたちがいらっしゃいました。

笠岡市は他に「カブトガニ博物館」というのがありまして、天然記念物のカブトガニの繁殖や展示を行っています。20年くらい前に、家族で行った気がする。なかなか微妙な感じだったかな。

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