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099.植物散歩/ナンキンハゼが咲き出しましたよ

梅雨に入って曇り空が続き、蒸し蒸しと不快なような、覚悟した割にはまだ気温は上がらないような、そんな感じ。今日は涼しいので、植物散歩に行ってきました。私の推しツリー、「ナンキンハゼ」が開花の模様です^^

写真のことはイマイチわからずフルオートの設定でシャッターを押すだけ。なので曇りの日だと暗かったりピンボケになることが多い。そんな時はphotoshopの出番です。

暗い仕上がり(2024年6月27日撮影)

せっかくのホワホワ毛虫のような面白い花がいっぱいの雰囲気が伝わらないので、上の画像を、明るく晴れた空にして街灯や電柱を消してみました。

加工済み(2024年6月27日撮影)

前の仕事では予算がなくてモデル撮影は少なかったですが、たまにあるとカメラマンさんがデジタル加工や処理にソフトを使いこなしているのに驚かされた(ブツ撮りいつも頼むカメラマンさんはそんな使ってなかった)。もう画像も動画も加工だらけ。どこからがフェイクになるのかな?

この木は定期観察しているお気に入りの木で、雄花が結構咲いていました。ざっとみたところ、雌花は見えません。

雄花の満開はもうすぐ(2024年6月27日撮影)

ところが、他の木は雌花がけっこう大きくなってるものもありました。

(2024年6月27日撮影)

自家受精を防ぐために雌雄異熟の植物は多いですが、雄花が先か、雌花が先かナンキンハゼは決まっていなくて木によって違うとどこかで読んでいたので、あっ!ホントだ!と思いました。定期観測の木は雄性先熟型で、公園の奥にある木は雌性先熟型ということですね。

ダイソーのマクロレンズを持っていたので、雄花のアップも撮ってみました。咲いているのか咲いていないのかよくわからないですが。黄色いのが花粉でしょうか。風で揺れたりして、ピントを合わせるのが難しいんですよね。

(2024年6月27日撮影)
(2024年6月27日撮影)


ヒツジグサのイメージでデザインされた温室と前池(2024年6月27日撮影)

公園では毎年恒例(だと思う)の「花蓮・水蓮展」が始まっています。ハスとスイレンって、なんとなく同じグループだと思っていましたが、去年に調べたら、「ヤマモガシ目/ハス科/ハス属」と「スイレン目/スイレン科/スイレン属」で、違うグループでした。

手前が水蓮で奥が花蓮(2024年6月27日撮影)

ハスは葉っぱもお花も水面の上にあって、睡蓮は葉もお花も水面にあると植物園のお姉さんに教えていただきました。
ハスはレンコンや蓮の実を食べますが、水蓮は食べないですね。

展示植物の配置図がもらえました!こんなの去年もあったのかな〜?

配置図によると、下の画像はオオガハスで、大賀博士らが遺跡で発掘した2000年前の古代ハスの実から開花した花ですって!このキレイな大きな花を2000年前の人も見ていたんですね。なんてロマンチックなの(私のレトルトカレー発掘と大違い)!?

オオガハス(2024年6月27日撮影)

蒸し暑い季節に、心が洗われる美しさです。早朝が見頃です。


クチナシもとても良い香りを放ちながら咲いていました。近くのマンションの庭木にもあるのですが、香りに誘われてか、結構大きな虫がいるので、あまり撮影してなかったのが、今年は虫が少ない気がする。

(2024年6月27日撮影)

写真からも香りがしそう…。

枯れたのと咲きたてが同居するタイプ(2024年6月27日撮影)

タイサンボクにもいつも付き纏っている(?)大きな甲虫も見ないのですよね。今年は花が多くついているようなのに、ちゃんと受粉できているのか心配。

ザクロも豊作のよう。可愛い丸い実がたくさん!

(2024年6月27日撮影)


去年から気に入って観察しているアカメガシワの雌花ももうすぐ満開。雌雄異株(しゆういしゅ)で、いつもの散歩ルートには雄株がなくて、雌株の画像ばかり溜まっている。赤いフニャフニャが面白くて、つい何枚も撮ってしまうのだ。

(2024年6月27日撮影)

雄株を探しに行かねばな〜と歩いていたら、ザクロの奥に雄株っぽい木を見つけた。だけども例によって下草が茂りすぎて木に近づけないw 目を凝らして写真を見ると、咲く前の雄花のように思える。
アカメガシワ、田舎の道路沿いには山ほど花が咲いていたのだけど車を止めてもらうわけにもいかないし。引き続き遠目で観察します。

(2024年6月27日撮影)

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