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125.読んだ?新潮文庫の100冊ほか

いつもは図書館派ですが、お誕生月でもあるし新刊本を買おう!夏らしい読書しよう!〜と本屋さんをぶらぶらしていて、結局、貧乏性が先にたって何も買えず。その時に新潮文庫の100冊の棚を見つけた。まだやってたんだ!中高生の頃、PRの冊子をもらってきて読んだ本にチェックつけて、読んでない本を探して読んだりしてた。その本屋さんで冊子は見つからなくて、今どきWEBだよね、と思って検索したらありました。

もう知らない本ばかりかもね〜と見てみたら、案外知っている本も多い。数十年ぶりにチェックしてみた。
※アイウエオ順の一覧で、上巻下巻それぞれ一冊でカウント。太字が読んだ本です。

「アウトサイダー―クトゥルー神話傑作選―」 H・P・ラヴクラフト/著 南條竹則/編訳
「伊豆の踊子」 川端康成
「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴
「異邦人」 カミュ/著 窪田啓作/訳
「宇宙のあいさつ」 星新一
「海と毒薬」 遠藤周作
「江戸川乱歩傑作選」 江戸川乱歩
「大家さんと僕」 矢部太郎
「オルタネート」 加藤シゲアキ
「か「」く「」し「」ご「」と「」 住野よる
「火車」 宮部みゆき
「キッチン」 吉本ばなな
「君が夏を走らせる」 瀬尾まいこ
「きみはポラリス」 三浦しをん
「金閣寺」 三島由紀夫
「新編 銀河鉄道の夜」 宮沢賢治
「錦繍」 宮本輝
「苦役列車」 西村賢太
「黒い雨」 井伏鱒二
「号泣する準備はできていた」 江國香織
「恍惚の人」 有吉佐和子
「ゴールデンスランバ」ー 伊坂幸太郎
「こころ」 夏目漱石
「こころの処方箋」 河合隼雄
「この世にたやすい仕事はない」 津村記久子
「最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―」 二宮敦人
「さがしもの」 角田光代
「さくらえび」 さくらももこ
「ザ・ロイヤルファミリー」 早見和真
「ざんねんなスパイ」 一條次郎
「塩狩峠」 三浦綾子
「ジキルとハイド」 ロバート・L・スティーヴンソン/著 田口俊樹/訳
「自転しながら公転する」 山本文緒
「シャーロック・ホームズの冒険」 コナン・ドイル/著 延原謙/訳
「車輪の下」 ヘッセ/著 高橋健二/訳
「白いしるし」 西加奈子
「白い夏の墓標」 帚木蓬生
「深夜特急1―香港・マカオ―」 沢木耕太郎
「スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編―」 スティーヴン・キング/著 山田順子/訳
「砂の女」 安部公房
「正欲」 朝井リョウ
「精霊の守り人」 上橋菜穂子
「世界でいちばん透きとおった物語」 杉井光
「センス・オブ・ワンダー」 レイチェル・カーソン/著 上遠恵子/訳
「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」 加藤陽子
「地球星人」 村田沙耶香
「痴人の愛」 谷崎潤一郎
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」 川上和人
「月の影 影の海 十二国記〔上〕〔下〕 」 小野不由美
「月まで三キロ」 伊与原新
「罪と罰〔上〕〔下〕」 ドストエフスキー/著 工藤精一郎/訳
「飛ぶ教室」 エーリヒ・ケストナー/著 池内紀/訳
「とわの庭」 小川糸
「夏の庭―The Friends―」 湯本香樹実
「西の魔女が死んだ」 梨木香歩
「日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―」 森下典子
「日本百名山」 深田久弥
「人間失格」 太宰治
「博士の愛した数式」 小川洋子
「BUTTER」 柚木麻子
「#真相をお話しします」 結城真一郎
「ビタミンF」 重松清
「ひとり暮らし」 谷川俊太郎
「ひとりでカラカサさしてゆく」 江國香織
「暇と退屈の倫理学」 國分功一郎
「向日葵の咲かない夏」 道尾秀介
「百年の孤独」 ガブリエル・ガルシア=マルケス/著 鼓直/訳
「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン/著 青木薫/訳
「不思議の国のアリス」 ルイス・キャロル/著 金子國義/絵 、矢川澄子/訳
「文鳥・夢十夜」 夏目漱石
「変身」 フランツ・カフカ/著 高橋義孝/訳
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 ブレイディみかこ
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2」 ブレイディみかこ
「ぼくは勉強ができない」 山田詠美
「星の王子さま」 サン=テグジュペリ/著 河野万里子/訳
「母性」 湊かなえ
「螢・納屋を焼く・その他の短編」 村上春樹
「ボッコちゃん」 星新一
「マリコ、うまくいくよ」 益田ミリ
「満願」 米澤穂信
「ミッキーマウスの憂鬱」 松岡圭祐
「盲目的な恋と友情」 辻村深月
「燃えよ剣〔上〕〔下〕」 司馬遼太郎
「許されようとは思いません」 芦沢央
「ヨーロッパ退屈日記」 伊丹十三
「夜が明ける」 西加奈子
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」 町田そのこ
「夜のピクニック」 恩田陸
「楽園のカンヴァス」 原田マハ
「羅生門・鼻」 芥川龍之介
「李陵・山月記」 中島敦
「ルビンの壺が割れた」 宿野かほる
「檸檬」 梶井基次郎
「老人と海」 ヘミングウェイ/著 高見浩/訳
「ロミオとジュリエット」 ウィリアム・シェイクスピア/著 中野好夫/訳
「若きウェルテルの悩み」 ゲーテ/著 高橋義孝/訳
「吾輩も猫である」 赤川次郎/著、新井素子/著 、石田衣良/著 、荻原浩/著 、恩田陸/著 、原田マハ/著 、村山由佳/著 、山内マリコ/著


100冊のうち、35冊読んでいました。結構古い本が入ってたので、それで稼げた感じです^^;;  学生さんに向けて読書を勧めるキャンペーンなら、もう少し内容を刷新してもいいのではないのかな〜。ラインナップにワクワク感がないような気もする。「車輪の下」や「檸檬」、「若きウェルテルの悩み」とかもういいのではないかな、と思ったり、同じ作家の違う本のがいいのに、と思ったり。選択した本によったらつまらなくて本ギライになる人もいるかもね。
新潮さんも考えられてて、WEBの方では「シビレル本」や「考える本」などで絞り込めるようになってはいるんですけど。
公式ページの「フェア小冊子」が力作なので、読んでない本をそこから吟味していくつか読んでみようかな。


そして私はやっぱり翻訳ミステリー♪、と思って、WEBを探していて、ミステリーチャンネルの「読んでおきたい海外ミステリー25選」のページを見つけた。どれどれ〜?

『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー
『Xの悲劇』エラリー・クイーン
『緋色の研究』コナン・ドイル
『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

『犯罪』フェルディナント・フォン・シーラッハ
『バスカヴィル家の犬』コナン・ドイル
『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ
『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ

『ガール・オン・ザ・トレイン』ポーラ・ホーキンズ
『その女アレックス』ピエール・ルメートル
『モルグ街の殺人』エドガー・アラン・ポー
『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ
『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』スティーグ・ラーソン
『ストーンサークルの殺人』M・W・クレイヴン

『白衣の女』ウィルキー・コリンズ
『誰の死体?』ドロシー・L・セイヤーズ
『ボーン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー
『黒後家蜘蛛の会 1』アイザック・アシモフ
『ABC 殺人事件』アガサ・クリスティー
『自由研究には向かない殺人』ホリー・ジャクソン

『黄色い部屋の謎』ガストン・ルルー
『エンジェルメイカー』ニック・ハーカウェイ
『長いお別れ』レイモンド・チャンドラー
『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク
『ガラスの橋』ロバート・アーサー

こちらは25選のうち、16冊読んでた。コリン・デクスター(モースシリーズ)やローレンス・ブロック入ってないんや、とか、大好きなレジナルド・ヒルも入ってないのね、とか、北欧系は「ミレニアム」だけだし、フロストも入ってないし、ていうか、他にも入ってない人気作家が山盛りなので、こちらも100冊選んでもらはなくては、各作家のファンが黙っていないよね、と思いました。

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