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076.植物散歩/センダン、ハコネウツギ、トチノキ、その他気になったもの(追記あり)

雨が上がって、快晴。公園に散歩に行ってきました。少し暑く感じるくらいで、今日がフェスならビールもよく売れたことでしょう。

一番の目的はタイサンボクの開花状況チェック。園内の定期観測木を確認したら、目視では一つだけ咲いてました。膝くらいの高さだったのに、下草が生えてて近づけず(トップ画像)、歯痒い思いをしました。園芸会社さんが近くで作業されてたので、他の蕾が咲く頃に下草が刈られていたら撮影できるかも。虫嫌いと植物好きの両立は難しい。

アッチ向いてるタイサンボクの花(2024年05月20日撮影)

気を取り直して…。
このところ満開を迎えている木、羽状複葉の葉っぱも綺麗です。公園のあちこちにあるので、写真を撮って図鑑で調べたら「センダン」でした。「栴檀は双葉より芳し」のやつやん〜と喜んだのも束の間、調べるとそれは本来、白檀のことで、小学校にセンダンがたくさん植えられているのは勘違いからとのこと。植物にはこの手の間違いが多いですね。

お花はかなり散っていました。(2024年05月20日撮影)
先週満開でした。5弁の花で真ん中の突起(雄しべ)が紫。(2024年05月14日撮影)

トチノキに実ができていました。
園内に2本植えられていて、散歩を始めた頃見つけ、写真を撮ろうと近づいたら、大きな葉っぱに三つも蝉の抜け殻がくっついていて、あまりの気持ち悪さに1年ほどは近づかないようにしていました。大きな葉っぱの木は好きなので、今年見に行ったらお花を見ることができました。このまま実が大きくなるのも見たいので、蝉がつかないように祈ります。

まだ小さくて青いトチの実(2024年05月20日撮影)
お花は、ちょっと面白い感じ。(2024年05月3日撮影)
大きな木の上の方に咲いています。(2024年05月9日撮影)


お花が咲いているときは、いかにも園芸種って感じでスルーしてたのに、今日、ミニチュアの腐ったバナナみたいな実をつけていたのですっかり好きになったのがハコネウツギ。園芸種のように見えるが元は自生種で、ウツギではなくスイカズラ科ですって。

ぶりっ子みたいな白とピンクの花(2024年05月7日撮影)
なんか、苦み走ってる種w(2024年05月20日撮影)

そのほか、気になったもの。

ブラシノキもあちこちにある。可愛い。(2024年05月20日撮影)
イネ科の何か(2024年05月20日撮影)
もしかして、ブドウができるのかな?(2024年05月20日撮影)


毛細血管みたいな木がありました。

木の周りが赤く煙っている様子が面白い。(2024年05月20日撮影)
なんか面白い。(2024年05月20日撮影)
実がついているので花が咲いた後ですかね?(2024年05月20日撮影)
葉っぱはおとなしい感じです。(2024年05月20日撮影)


春に咲いた花がどんどん結実しているのと、タイサンボクやアジサイなど蕾がいっぱいでこれから咲く花もあって、楽しみが押し寄せてくる感じ。色々見逃しがちですが、虫対策と日焼け対策、水分補給をしながら出かけなくては。


<追記>
毛細血管の木、上の写真を撮った翌日に実家に行って、めちゃご近所の庭に見つけました!「なんだろうな〜」と言いながら(チチに聞いても、いつも車移動なので見ていないみたいで)図鑑を調べてました。
その翌日に隣町の英国庭園にバラを見に行ったら、そこにも大きな木が植えられていました!

英国庭園にて(2024年5月23日撮影)

スモークツリーだそうです!図鑑によると(家に戻ってよく見直したらちゃんと載ってたw)ハグマノキ属の園芸種で、1870年に渡来、京都の同志社大学に大木があるそうです。
翌々日、実家の近くの別の家にもそこそこ大きなスモークツリーを見つけた。以前から通り過ぎていたのに、気付いてなかったんですね〜。公園で「ナンダロウ?オモシロイナ」と思って、特徴をインプットしたことで、次々に今まで見えていなかったものが見え出したのであった。
これは、木だけじゃなくて社会現象や文化・風習、問題点など様々なことに当てはまる気がした。


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