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088.植物散歩/ワルのレッテルを貼られた植物…「ワルナスビ」
昨日は図書館と銀行に行く途中の道端で、毎年この時期顔を出す植物を観察しました。引っ越して来るまで存在を知らなかった花。うす紫色の花びらに個性的な(?)雄しべ。牧野富太郎先生が名付け親の、ナス科の多年草「ワルナスビ」です。…なんてストレートなネーミング。
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とにかく駆除が難しく、茎も葉っぱもトゲトゲで、有毒だそう。wikiによると、その上農業に有害なのだとか。畑に生えてもダメだし、近くに生えても害虫の温床になり、そこからナス科の作物に飛び火するって。そんな被害もあるんだと感心してしまった。要注意外来生物です。
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どうしてそんなにガードが固いのか?と思うほどトゲだらけ。子どもがパッと手を触れたりしないように気をつけなくっちゃね。
ナスもヘタを落とす時に何かチクっとすることがあるの、トゲトゲ体質の種族だからなんですかね。これから夏にかけて料理の機会も多いし、気をつけよ。
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花弁はみんなくっついている合弁花冠で、アサガオみたいな漏斗型じゃなく、逆に反り返って傘のようになっています。
ワルだ、ワルだと聞くので、たまに公園内で見かけると、早く駆除した方がいいんじゃないかとハラハラします。
近くにワルナスビのミニチュアみたいな花が咲いていて、お花は似ているんですが、葉っぱの形が全然違います。これもナス科で、「イヌホオズキ」。よく見ると雄しべの形も違います。
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ワルナスビと同じく有毒で、この可愛い実もおままごとに使えそうだけど、子どもには危険。ワルナスビほど繁殖力は強くないそうです。この実がホオズキに似ているのが名前の由来なのかな?
そう言えば、植物の名前には「イヌ」ってよくつけられてますね。日本人は犬と仲良しだし、私も猫派か犬派か問われたら犬派なんですが、「イヌ」って悪い意味で使われるの何故なんでしょうね。
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前に住んでいたところは緑の少ないところで雑草さえもそんなに生えていなかったので、今は近くに大きな公園があるし道端には雑草がぼうぼうで(定期的にお手入れされてるんですが、なかなかね)植物の面白い世界を見られて楽しいです。
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