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最近してたあれやこれや

久しぶりに雑記です。雑記っていつ書いたっけ?
見てみると2ヶ月前に「人文系の本のおすすめ」というおすすめ本についての記事を書いてますね。そんなかんじ。


さて、昨年の年末から年明けにかけては、僕の自治会長職の大詰めでまいってました。新年総会に向けて作る書類はそんなに多くないのですが、まぁ、初めてなんで感じがつかめないとしんどいです。手の抜きどころがわからないから。

それも数日で終わったので、あとはひたすら23年に使うオンラインツールの発掘と習熟に一日中明け暮れていました。妻が実家に帰省していたので、時間があったのです。
今回はそんな23年に導入したオンラインツールを軽くまとめて共有します。


Notion

これはオンラインの情報整理・共有ツールで、多機能かつ簡便です。これで去年は『諸相』スタディの公式サイトを作りました。また、グループメンバー専用サイトもNotionで作って情報共有しています。
こんなの。これは非公開なので、メンバー以外見られませんが。

Notionの良いところは、デザイン的にそこまで大きな幅を持たせることはできないのですが、ノーコードで「情報整理・共有」という目的に特化した非公開・公開サイトが簡単に構築できる点です。個人なら基本的に無料で使えるのも嬉しいところです。

しかし多機能なので、あまりセンスのない僕は機能の把握には3ヶ月くらいかかりました。特に他の人との共有権限の理解、データベースの理解、ワークスペースとチーム・プライベートスペースのそれぞれの概念の理解に疲れましたね。

しかし今はYou Tubeで解説してくれている人がいるので、すごく助かります。実際に動作している動画を見ながら説明してくれるので、よくわかりました。
おすすめはスワンさんTsuburayaさんReiさんのチャンネル。お世話になりまくりました。


miro

これはオンラインのホワイトボードサービスです。
直感的かつわかりやすく、スタイリッシュに作図やまとめが作れるのがとてもいいです。ブレインストーミングなんかもぱぱっとできるので、アイデア出しにもぴったりですね。

これは読書会で主に使用しています。
この画面をZoomやGoogleMeetsで共有しながら、テキストと議論の内容をまとめていくと、後で振り返った時にわかりやすいです。
miroは操作は直感的に理解できる部分が大きいのですが、共有権限はなかなかの難敵でした。でもまぁ、サポートにメールで聞きまくる作戦でなんとかなりました。基本的に英語でのやり取りですが、現代にはDeepLという強い味方がついているのさ。

僕はホワイトボードをいくつも作りたかったので月8ドルの有料プランに加入していますが、無料でも3つのホワイトボードが使用できるので個人利用には無料でも十分な気がします。
まぁ、僕の場合は読書会があるので。


DeepL

さっきも出てきたDeepL。泣く子もだまります、たぶん。
自動翻訳サービスですね。多くの言語に対応しています。

僕はこれを月2.6ドルで有料契約しています。
有料プランだと大きなPDF等のデータも翻訳してくれるのですが、一番いいのはブラウザに拡張機能として追加すると閲覧中の言語を自動翻訳してくれることです。
この機能が助かりすぎたので、有料プランを契約しました。世界各国のAAのサイトもどしどし翻訳してくれます。好き。


YouTube

いや、YouTubeなんか誰でも知ってるだろ、と思うと思いますが、これを情報共有やビジネスで使い始めたのが今年です。
具体的には、共有したい情報や議論を動画にしてアップロードし、それを非公開設定にします。非公開設定にした上で、特定のGoogleアカウントに限定公開する設定がありますので、それで『諸相』スタディ・グループメンバーや各読書会メンバーに年頭所感を共有していました。
こんなかんじ。

録画した動画の内容は、miroで整理した22年の動きをもとに、右上に自分を配信形式で映しながら23年の展望や動きを説明するって感じでした。『諸相』スタディと同じような感じですね。

僕は筋金入りのビジネス・ミーティング嫌いでして、「基本的な情報共有なんか、いちいち集まらなくても合理的な方法でやればいいじゃねえかFuck!」派なので、こういったツールを使ってメンバーに情報共有しています。
これだと、子育てや仕事が忙しいメンバーでも空き時間に見られるのでとても好評でした。時間を決めて集まるのもすごい負担なんですよね。


1password

泣く子も笑う定番パスワード管理サービスも導入しました。
オンラインで活動していると、管理しなければいけないIDやパスワードは増殖します。しかし使い回すのはよくないので、もう月2.99ドルで1passwordにまとめました。
セキュリティの常識では、推測しやすいパスワードを使い回すよりも、こういったサービスに管理してもらったほうがよいのです。

まぁ、大満足でした。ブラウザと連携してすぐにIDとパスを自動入力してくれるし、作成もしてくれるし、スマホでも使えるし。
なにより「あれ、このパスワードなんだっけ」と忘れて再発行を繰り返す無駄な手間と時間がなくなりました。だいちゅき。


Scrivener

Scrivenerはイギリスで開発されている高性能テキストエディターです。
僕は昨年から、Mac用テキストエディターのUlyssesを使っていたのですが、「マークダウン記法は便利だけども、リッチテキストでなんか軽く編集したほうが自分の頭の整理にもなるぞ」という事実に突き当たってしまい、サブスクリプションを解約しました。
そんで、Scrivenerに乗り換え。こちらはサブスクではなく買い切りなので、さっぱりしてていいです。円安だかなんだかの影響で8000円くらいしたけど。

Scrivenerは参考資料などを一つのデータにまとめられるので、とてもいいです。『諸相』スタディのプロットを書く時なんかに、先月のデータが同じデータの中にあって瞬時に見られるのはいいっす。満足。


まとめ

これだけの新しいツールをほぼ一気に導入したので、まぁ、なれたり設定したりにかかりっきりになっていました。
noteを書いてる時間と気力はなかったっす。

でもまぁ、去年はこのnoteや読書会やホームグループや『諸相』スタディの公式サイトなどをいろいろ新たに作りました。
今年は新しいものを創造するというよりも、去年作ったものをより洗練、合理化、良質化していくことに時間と労力を使いたかったので、これらのツールの導入を決めました。

役に立つ道具というのは、なにかをやる時に必要になるものですね。12ステップしかり、オンラインツールしかり。

そんなこんなでした。