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坂の上のブロンプトン

ブロンプトン購入時、6速を選択するのに迷いはなかったのは家のまわりが坂だらけだから。そして実際購入してわかったのは、お願い!もう一段下ちょうだい!ってこと。ロードにも乗るせいか、あと一段ギアを下げたい衝動に駆られるのです。

ブロンプトンの坂道対策として有効なのがフロントチェーンリング交換。6速モデルのフロントチェーンリングは50T。歯数が50個あるということのようですが、これを少なくすれば一段軽いギアにしたのと同じ効果が得られるというわけ。ブロンプトンの純正品で50より少ない歯数のものは44T。しかし、LOROさんに質問をすると一段分下げたいなら40Tがbetterという回答が。こういうことはわからないので迷うじゃな〜い。ならば、試乗して決めるべし。

早速、今は名前が変わってしまったBROMPTON junction TOKYOへ。この店は周りが坂なので試乗にもってこいなのだ。44Tにまたがりいざ坂へ。斜度のある道に出ていつものように漕ぐと確かにいつもよりペダルが軽くこげる。いける!と心の中で叫びながら登るのでした。ふむふむ、確かに軽い。が、しかしギア一段分という感じは確かにないですね。つまり僕の欲しいギアは40Tなのだと判断出来ました。やっぱ試乗って大事よね。

早速LORO世田谷店さんを訪れ40Tに交換です。店まで片道25キロと意外に家から遠かったけれど交換の誘惑に駆られてお店に到着です。落ち着いた雰囲気の店内で知識が豊富なスタッフ、充実した設備は安心感があります。良い店ですね。本当はホワイトインダストリーとかクランクも替えたいけどそんな予算はないので僕史上初のH&H製品を導入です。クロムメッキも魅力的だけれどシルバーパーツを全てクロム化する予定もないので今の世界観を壊さないシルバーをチョイス。歯数が減るのでチェーンも短くしないといけません。

これが40Tだ

帰り道待ち受けるのはやはり坂。この坂を登らないとおうちに着かない。でもそのためのフロントチェーンリング交換。交換したてのチェーンリングを試すのにはこれ以上ない相手です。頑張って登る事、しばし、あ~ここで一段下が欲しい。そうだ今日はもう一段下があるのだぜ!ってとこでシフトチェンジ!おお、登れる!登れるぞぉ!と言って登ったかはいざ知らず、確かに一段軽い感じの漕ぎ味になっておりました。めでたし。

今回の交換のおかげで僕の6速は1プラスマイナスが坂用、2プラスマイナスは常用、3プラスマイナスは高速用的な運用が出来る様になりました。シフトチェンジのしやすさもリングを換えた効能ですね。

チェーンリング交換はビックチェンジではありますが、僕みたいな坂の上に住む住人たちにとってはかなり有効な手段となり得ると言わざるを得ません。僕にとっては大正解のカスタムでした。あ、そうそう一段分下がるということは1番上のギアがなくなるということ。つまり時速40キロ代のスピードは理論上出ないということになります。でもブロンプトンでそんなに飛ばすこともないので良いかなと思う次第です。

40Tの勇姿

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