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2024.6.25更新|吉井選手の日本代表とアルバルク東京における違い


6月22日〜23日に開催された日本生命カップのオーストラリア戦において、吉井裕鷹選手がと攻守に素晴らしい活躍を見せました。
(GAME1:23分出場、10得点(3P:2/3)2アシスト2スティール、GAME2:19分出場、5得点、2アシスト、1ブロックショット)
※以降、選手名はすべて敬称略とさせていただきます。

トム・ホーバスHCはパリ五輪のロスターについてメインとなる選手を「8人」(※)と評したことがありますが、吉井はその8人に迫るプレーぶりだったのではないかと思います。
※富樫、河村、富永、比江島、馬場、渡邊、八村、ホーキンソンの計8名。

吉井といえば日本代表として昨年のワールドカップでも主にディフェンス面で目覚ましい活躍をしたことで、一躍注目選手に駆け上がりました。ただし、所属のアルバルク東京では十分なプレータイムを得たとはいえず(レギュラーシーズンの1試合平均は10:50)、チャンピオンシップに至っては3試合で一度もコートに立つことがありませんでした。なお、レギュラーシーズンにおける平均得点は1.6ポイント、フィールドゴールの試投数は平均1.7本に留まっています(2022‐23シーズンのプレータイムは平均15:43、平均得点は3.1ポイント、フィールドゴール試投数は平均3.3本なのでいずれも前年を下回っている…!)。

リンク先:Bリーグ公式サイト 吉井裕鷹スタッツページ

はじめに

SNSでも一部話題になっていた吉井のアルバルク東京と日本代表での違いについて個人的な見解を述べたようと思ったのが本記事を書いたきっかけです。ただし、テキストでは言葉足らずで誤解を招く可能性がありそうなため、大変恐縮ですが有料記事で公開させていただきます。

端的にいえば、
・吉井のポジション(3番&4番)におけるアルバルク/代表の選手の違い
・アルバルクと代表では吉井に求められるプレーが違う

このあたりかと思います。

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