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2024.6.26|男子日本代表の最終候補メンバー発表! そして八村でどう攻めるのか!?

日本バスケットボール協会より、パリオリンピックに臨む男子日本代表の最終候補メンバー (16名) が発表された。

男子日本代表候補 最終メンバー(16名)

#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm)
#4 ジェイコブス 晶 (SF / 203cm)
#5 河村 勇輝(PG / 172cm)
#6 比江島 慎(SG / 191cm)
#7 テーブス 海(PG / 188cm)
#8 八村 塁(PF / 203cm)
#12 渡邊 雄太(SF / 206cm)
#13 金近 廉(SF / 196cm)
#18 馬場 雄大(SF / 195cm)
#24 ジョシュ ホーキンソン(C・PF / 208cm)
#30 富永 啓生(SG / 188cm)
#33 佐々木 隆成(PG / 180cm)
#34 渡邉 飛勇(C / 207cm)
#75 井上 宗一郎(PF / 201cm)
#91 吉井 裕鷹(SF / 196cm)
#99 川真田 紘也(C / 204cm)
※ポジション、身長は日本バスケットボール協会公式サイトより

■八村塁、ついに日本代表に復帰!

ついにNBA組の渡邊雄太、八村塁が候補メンバーに。既に帰国しておりメディア対応などを行っていた渡邊はこれまで”大人の事情”で代表チーム入りしていなかったが、ここで晴れて合流となった。八村についてホーバスHCはこれまで多くは語らなかったものの、「NBA組の合流は6月下旬」という言い方で事実上のオリンピック参加を仄めかしていたが、このタイミングで正式に候補メンバー入り。オリンピック出場は確実になった。
ただし、八村は6月26日時点でまだ帰国しておらず、いつ日本代表合宿に合流するかも明らかになっていない。前述のとおり6月中には合流するものと思われるが、ホーバスHCや選手とのコミニュケーション、システムの理解のためにもなるべく早い合流に期待したい。

■山ノ内、張本が落選

一方で6月22日、23日のオーストラリア(北海道)に参加したメンバーからは山ノ内勇登と張本天傑が外れた。いずれもオーストラリア戦であまり長いプレータイムを得ることができなかったが、普段のトレーニングから調子のバイオリズム(シュートタッチ含め)や他の選手との組み合わせをみて外したというところだろう。渡邊と八村を合わせても最後の18人のところまで残ったわけだし、選考に残っている選手たちと比較しても決して劣っているわけではないと考える。

今後の選考タイミングについて

気になる最終ロスター12名の選出についてだが、7月5日、7日の韓国戦(有明アリーナ)が最後のテストになるのかどうか。筆者はこれより前にロスター12名が確定する可能性が高いと考える。韓国戦の時点では本番まで残り1ヶ月を切っており(初戦のドイツ戦は7月27日)、さらには現時点では今後組まれている強化試合も7月19日のドイツ戦(ベルリン)のみ。韓国戦を選考の場とせず、最終ロスター12名による調整に充てるのではないか。
※予備登録メンバーを帯同させている可能性はあるが。

最終選考に向けた展望

■ガード(ハンドラー):3枠

現在の候補選手
富樫、河村、テーブス、佐々木

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