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経済的に破綻した翌月に子供が生まれた夫婦の話し。(その35)

 この物語は私達夫婦が13年前から今までに経験した実話を基に、登場人物などは架空の設定で書いております。
また内容も一部脚色しておりますので全てが正しく記載されているわけではありません。 私達夫婦はこの物語を通じてたどり着いた心境をお伝えし、皆様のお役に立てればと考え、二人で相談をしながら書いております。

知らぬ間に 心変わりした夫

 夫が戻ってきた。

「この鮎の話をやりたい」と言い出す夫の変わりように驚いた。

確かに話を聞くと理解できない訳ではないが、私の知らないところで
どんどん話が進んでいて嫌だった。

こうなると夫は後には引かない人、ブレーキの利きが悪くなる人。
だから 言葉が出せなかった・・・・・・

本当に夫にお金が集まりません様にと願ってました。

そうなればこの話を断る理由ができる。
真剣にそうなってほしかったです。

でも、今の幸せはあの時期があったからですし、今はあの流れが今の生活を手に入れるためには仕方のない激流の時期だった思えます。

しかし当時の私は妊娠中。
勝手に心変わりした夫に「あほ」と言いたい気持になっていました。

激流のイメージ

(つづく)

#ジャンププラス原作大賞

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