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2020年年度代表馬は誰だ?

今年も早いもので残り1ヶ月を切りました。

競馬ファンとしては毎週G1が続くシーズンも27日の中央競馬年末のお祭り有馬記念で1年の終わりを告げます。

そして年が明け毎年1月に前年度の表彰が記者の投票によって行われます。

競走馬に関する表彰

現在設けられている部門は以下の通り。

年度代表馬

最優秀2歳牡馬

最優秀2歳牝馬

最優秀3歳牡馬

最優秀3歳牝馬

最優秀4歳以上牡馬

最優秀4歳以上牝馬

最優秀短距離馬

最優秀ダートホース

最優秀障害馬

たまにJRA特別賞もあり

年度代表馬については、各部門賞選出馬の中から選ばれます。

実は過去に年度代表馬選出に関して論争を広げ、未だに一部のファンでも論争を繰り広げられている事件があった。それは1999年年度代表馬選出の時であった。

その当時の年度代表馬候補は

前年に武豊悲願の初ダービー制覇に導き、当年G1 3勝のスペシャルウィーク

そのスペシャルウィークに宝塚記念、有馬記念で下したグラスワンダー

初の日本調教馬でサンクルー大賞を勝ち凱旋門賞2着の海外産馬のエルコンドルパサー

この三頭に絞られた

詳しい内容はこちらの動画をご覧ください。



今年の年度代表馬はこの当時並みに意見が分かれるのではないのかと思う。

今年は近年稀にみるハイレベルな都市である

まずは1頭目は史上初の無敗牝馬三冠を達成したデアリングタクト

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2020年G1 3勝

主な勝ち鞍

桜花賞

優駿牝馬(オークス)

秋華賞

エルフィンS(リステッド競争)

ジャパンカップ3着

2頭目は史上初親子無敗牡馬クラシック三冠を達成したコントレイル
2020年 G1 3勝

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主な勝ち鞍

皐月賞

東京優駿(日本ダービー)

菊花賞

神戸新聞杯(G2)

ジャパンカップ2着

3頭目は天皇賞で史上初の芝G1 8勝を達成、引退レースのジャパンカップで

G1 9勝目を更新して有終の美を飾ったこちらも2018年の牝馬三冠馬アーモンドアイ

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2020年

主な勝ち鞍

ヴィクトリアマイル(牝馬限定G1)

天皇賞・秋 (芝G1勝利記録達成、連覇)

ジャパンカップ

安田記念3着

4頭目は春秋マイル王、スプリンターズステークス覇者グランアレグリア

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2020年 G1 3勝

主な勝ち鞍

安田記念

スプリンターズS

マイルチャンピオンシップ

高松宮記念(繰上り2着)

5頭目は大阪杯、エリザベス女王杯連覇のラッキーライラック

2020年G1は現在2勝だが有馬記念次第ではここの舞台に立てる

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2020年G1 2勝

大阪杯

エリザベス女王杯(牝馬限定戦 連覇)

これら紹介した5頭は例年であればどれもが年度代表馬になってもおかしくないレベルである。

しかし例外なく年度代表馬は1頭しか選ばれない。

仮にラッキーライラックが有馬記念を勝ったとして、

G1 3勝馬5頭による年度代表馬選考はどうなるのだろうか?

まずは年度代表馬選考ルールに基づき各受賞部門から選んでいこう

最優秀3歳牡馬 コントレイル

最優秀3歳牝馬 デアリングタクト

最優秀4歳以上牝馬 アーモンドアイorラッキーライラック

最優秀短距離馬 グランアレグリア

この時点で1頭落選する馬が出てきます。

仮にラッキーライラックが有馬記念を勝ったと仮定しても

直接対決のジャパンカップでコントレイル、デアリングタクトを下した

アーモンドアイに記者投票が流れるであろう。

つまり、ラッキーライラックはここで落選です。お疲れさまでした。

年度代表馬候補は4頭に絞られます。

最優秀3歳牡馬 コントレイル

最優秀3歳牝馬 デアリングタクト

最優秀4歳以上牝馬 アーモンドアイ

最優秀短距離馬 グランアレグリア

正直言って当年G1 3勝していたら十分すぎるほど年度代表馬の資格あります。

ですがここから1頭減らします。

次に落選するのはグランアレグリアです。

直接対決でアーモンドアイを下したグランアレグリアですが、

残念ながら日本の競争形態では中長距離を重要視する傾向にあるので

今回のハイレベル戦では一歩及ばないでしょう。

高松宮記念を勝っていれば接戦になったかあるいは・・・だと思います。

去年なら年度代表馬になっていてもおかしくないレベルだと思います。

最優秀3歳牡馬 コントレイル

最優秀3歳牝馬 デアリングタクト

最優秀4歳以上牝馬 アーモンドアイ

3頭まで絞られました。

次に落選するのは デアリングタクトです。

正直普通の年なら無敗三冠の時点で年度代表馬になってもおかしくないです。

しかし残った2頭に直接対決で負けてしまったのでおそらく実際の記者投票でも

票は集まりにくいでしょう。

最優秀3歳牡馬 コントレイル

最優秀4歳以上牝馬 アーモンドアイ

最後の一騎打ちです。

ですがここからは私は予想できません。

ここからは個人的な感想を述べます。

先述あげた馬は例年であればどの馬が年度代表馬になってもおかしくないレベルです。

私が記者ならば今回の年度代表馬はコントレイルに投票したいと思います。

史上初の親子無敗の三冠

クラシックを無傷で勝ち上がることの難しさを私は評価したいと思います。

ジャパンカップではアーモンドアイの完敗し、二度と再戦はできませんが、

クラシックの内容を重視したいと思います。

しかしアーモンドアイも決して負けていません

芝G1 9勝という大記録を打ち立てて引退レースを勝ったことは称賛に値します。

なぜ今回アーモンドアイを選ばなかったというと

G1 3勝の内訳で1勝が牝馬限定戦だったという事と安田記念で

グランアレグリアに負けた事がマイナスポイントかな?と思いました。

しかしG1勝利記録を塗り替えたことによるJRA特別賞が妥当なのでは?とおもいます。

以上イスラの2020年年度代表馬予想でした。

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