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【完全初見】2.5次元作品好きの♂が見る薄桜鬼土方編【薄ミュ感想文】

こんにちは。
恋愛ゲームを1㍉も理解してない末っ子♂あが太です。
今回は2.5次元俳優好きの僕がマシュマロで来た布教と出演キャストに惹かれて人生で初めて「乙女ゲーム」が原作の舞台を見たので感想文にします。

これまで女性向け2.5次元作品は見て来ました。
刀ステ、刀ミュ、まほステ、文劇、バナステ、スプステ…といろいろ見たんですがどれも男女の恋愛が絡んでないものばかり。
いわゆるイケメンたちが仲間と戦う系を見ていました。

スプステは唯一CPがあるんですが、これは18禁BLゲームが原作で男同士の恋愛を扱ってる作品になります。
僕がBLを見るなんて1年前は考えられなかったんですが、推しが主演だったのでチャレンジしたら恋愛どころではないシリアス展開で沼りました。

こんな経歴なので、女性が主人公で複数のイケメンを攻略するタイプの乙女ゲームとは触れ合ってこなかったのです。
(男性向けの恋愛ゲームもしたことがありません)
そんな僕がついに!10周年を迎えた薄桜鬼の2.5次元ミュージカルを完全初見!
1年前までBLを拒否してた僕が衝撃的な出会いをして沼った今。
全く触れてないジャンルと新たな出会いをするのもいいのではないでしょうか?

…ということで長い感想文になりますが、最後まで読んでくれると嬉しいです。

ネタバレが多い部分と個人的意見が多い部分は「未履修さん」と「言いたい放題な感想は見たくない」という人への配慮のため有料になってます。
※この記事はFANBOXにも掲載します。加入者はそちらで全文読めます。


はじめに


薄桜鬼との馴れ初めから語る。
恋愛ゲームとは無縁で生きている。
友達からラブブラス(男性向け恋愛ゲーム)を布教されて少し触れた程度。
2次元の女子より3次元が好きなので特に沼らなかった。

その後刀剣乱舞繋がりで同じ会社のDMMから出てる乙女ゲームを無料だからという理由で少し触ったことがある。
すぐに止めた。
理由は最初に出会ったイケメンがいきなり主人公にキスしたからだ。
これが、乙女ゲームか…。
硬派な男を目指してる僕は日頃から女性にすぐ手を出す男は認めてなくて、乙女ゲームに出て来る男はみんな僕が嫌いなチャラ男と認識。
この出会いが興味なかった乙女ゲームへの評価を下げ、僕の中で最底辺ジャンルになった。

しかし、僕は男女共に美人が好きなのでイケメン宝庫の女性向けはやめられず、恋愛要素がある作品を避けてゲームや2.5次元作品を楽しんでいた。

2.5次元作品の布教や考察を多々してるため、それをきっかけに僕のTwitterをフォローしてくれる同じ趣味の人から布教マシュマロが来ることがある。
布教はどんどん来て欲しいタイプなのでどのマシュマロもありがたかった。
その中に、熱狂的な薄桜鬼ファンによる薄桜鬼の2.5次元作品の布教があった。
もちろんアニメの布教もあった。
「機会があったら見ます」と言いながらなかなか動かない僕。
何度か来る薄桜鬼布教マロ。

乙女ゲーム拒否反応2.5次元ファンVS絶対見せたい薄ミュ布教陣。

数か月にわたるふわっとした戦いが始まった。
嫌だ、乙女ゲーに金使うの嫌だと思いながら当たり障りのないマシュマロを返すが、布教マシュマロは欲しい僕。
2.5次元俳優好きの僕にきめ細やかな薄ミュのキャスト紹介のマシュマロ。
「く…すげぇ、好きなキャスティング。最推しの荒牧がいる。う…東ちゃんが主役だと…見たい」
キャストに惹かれながら「だけど乙女ゲームだろ」という抵抗。
流れるように来る薄ミュ公式からの「梅津主演の新作情報」に改めて来るマシュマロ。
薄ミュ作品シリーズをキャスト解説交えて見る順番まで丁寧に教えてくれる熱心なファンからの沼への誘い。
「…ぐ、見たい!正直見たい!」
2.5次元俳優のラインナップを見ながら抵抗する僕。
一番のネックは興味ない乙女ゲームに金を使う余裕がない。
僕は貧乏だった。

…そんなこんなで、この戦いは永遠に続くかのように思えた。
たぶん、マシュマロ送ってる薄ミュファンには「あ…これ見る気ないんじゃ」くらいには思われてたかもしれない。
それでもマシュマロはガンガン欲しかった。
むしろ見ざる負えないくらいには攻め込んでくれたらたぶん僕は見るからどんどん来て欲しかった。
マロ主たちの丁寧な解説に導かれ、見る方向まで気持ちは進んでた。
こんな優しく丁寧なファンがいるのだからきっとよい沼に違いない。
残るは金問題だった。


怒涛の薄ミュ履修祭を始めることに


前からdアニの布教をされていた。
月額400円で2.5次元作品もアニメも見放題。
たくさんのマシュマロで布教を受けるたびに付けられていた「その作品dアニで見れます」という呪文。
僕の反応は「サブスク怖い」だった。

スマホを持って初めての失敗がサブスクの概念を知らずに放置したことだった。
そのために「月額」がトラウマになっていてなかなか踏み出せないでいた。
子供から大人へ一歩踏み入れた今、サブスクは怖いものではないと理解でき、改めてみんなが布教文に盛り込んでいた「dアニで見れますよ」の呪文を解くためdアニのサイトを観覧した。

11月13日まで薄ミュの作品全部見放題。
月額400円で??2.5次元作品が??

僕は布教によく出て来た「dアニ」を知った。
…でも待て、僕はまだクレカを持っていないお年頃。
支払いによっては使えないサービスも多々あるんだと冷静になった僕が目にしたものは「ケータイ料金で支払える」の一文。
僕はどこのキャリアの信者かって?ドコモさ。
dアニのdはdocomoのd。

階段を転げ落ちるように僕は9月からdアニに加入し、配信期限が近いたえめ「薄ミュの履修祭」を僕の中で開催することをTwitterに宣言した。
それを見たフォロワーからのマシュマロで「土方編から」という順番ススメを何個か貰い、土方編に乙女ゲーム原作2.5次元の初めてを捧げることになる。

長い前置き終わり。

そして9月1日、サブスクのトラウマから脱出した僕はdアニデビュー。
同日に「乙女ゲーム原作の2.5次元作品デビュー」「薄ミュ視聴デビュー」を果たした。

ネタバレないざっくり感想


ネタバレと言いたい放題感想は後半に語るとして、ざっくりとした感想を語る。
僕は舞台大好きで脚本と演出と演技と尺にうるさいタイプの人間だ。
なので原作が良くても演出がダメだとすぐに視聴を辞める、わがままな視聴者である。とにかく尺にうるさい。

そんな僕が見た薄桜鬼の土方編は冒頭部分だけゲーム未プレイ完全初見に不親切な入りで「…これ最初に見る作品として正解だったのか?」と思ったが、途中から気にならなくなった。
終盤は鑑賞にも熱が入り楽しく見れた。

乙女ゲームだからと身構えたが、恋愛展開がなかなか来ず乙女ゲームとしてこの流れは大丈夫か心配もした。
(※乙女ゲームをとにかくイケメンが甘い台詞を言いながら女主人公に攻まる作品だと思っているため)
薄桜鬼は僕が思う乙女ゲームよりも男性キャラがまともで、僕は乙女ゲームの男性キャラを勘違いしていたのかもしれないと思った。
壁ドン、顎くい、甘い台詞、いきなり抱く、囁く、突然のキス。
イケメンじゃなかったらただの犯罪行為にされかねない接触の数々と台詞…。
僕の嫌い要素が全くなかった。
硬派だ。

特に土方さんは硬派だ。
僕が恋愛展開の少なさに乙女ゲームの男性キャラとしてそれは大丈夫か心配になるほどの硬派さだった。
そして面白い設定、鬼。

恋愛そっちのけで始まる「人間やめますか?」展開。
それは男も大好きな「力が欲しいか」のアレだ。

史実通りに進む新選組にもしも人間を捨てるかわりに人間以上の力を手にする方法があったらどうなるのかという物語はかなり楽しい。
命をかけた戦い、夢、志、そのために人間を止めて力を手に入れるのか、それとも…。

そんな世界観で危ない力を手にする隊士やそのまま人間として終わる隊士。
鬼の力を手に入れても、敵側にさらに強い鬼がいるという簡単には終わらせてくれれない展開。
正直途中まで乙女ゲームだと忘れていた。

こういう設定が好きな人は、一度薄桜鬼を見るのも悪くないかもしれない。
僕はこういう設定大好き。
そして徐々に孤独になる土方を支える主人公。
ちょっとずつやってくる恋愛ゲーム要素。
恋愛ゲームなのに恋愛してる暇なかったから全体的に新選組の友情色のが強い作品だった。
それも僕的には助かって、ちゃんと最後まで見ることが出来た。


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