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【魔性の子①】ミリしらで十二国記を読もうとしたらファンから「まず【魔性の子】を読んで欲しい」と言われたので指示に従った結果…、ホ…ホラー??【完全初見感想文】

こんにちは。あが太です。
この記事は女性向けゲームや2.5次元舞台を好んで見るオタクがミリしら作品十二国記シリーズを読んだ感想文記事です。
前からタイトルだけは知っている「十二国記」。
だけど長編シリーズだからとなかなか履修出来なかった「十二国記」。
読書のスピードがのそのそしている僕が最後まで完走できるのか?
そしてどんなことに反応し何を思うのか?
それをリアルタイムで見届けて欲しい。
そんな気持ちで記事を書いていきます。
どこまで続くかわかりませんが最後までお楽しみください!

※文字数削減のためにここから敬語がなくなります


はじめに自己紹介


読書家でもないのに小説家を目指している。

幼少期にやや芸能活動をかじったのちに引退。
引退後の最終ステージはファッションショーのランウェイで締め、それ以降顔出し声出しNGの一般オタクとしてSNSで刀剣乱舞や魔法使いの約束などゲーム報告や、2.5次元舞台の布教、考察、初見感想を投稿。
小さい頃に小説家になればいいと言われてたことを思い出し、ブロマンス小説を書こうとしている。

またオカルト方面では幼少期に「言霊が強い」と言われ、実際に変なことにたびたびあったため悪い言葉は使わないと決断。
特に修行や学びはせず独自で「推しコンテンツの繁栄」を言霊で願い、言霊のおかげかは定かでないがすべての推し作品のアニメ化舞台化ゲーム化などを叶えてきている。
しかしただの偶然である。

言霊に関してはやり方は知ってても出来ないことが多すぎるし説明が面倒なので割愛。
自分の推しコンテンツが繁栄すれば幸せである。

なお、僕が十二国記シリーズにハマれば推しコンテンツとして僕に認識されるので、新アニメ化や舞台化やゲーム化が決まった時には0.01%くらいは僕の影響かもしれない。
期待して待っていてくれ。


十二国記シリーズの履修方法


新潮文庫版を履修予定だ。
フォロワからのおススメで「魔性の子」が最初の1冊目になっている。
アニメはフォロワから原作が先の方がいいと言われたのでサブスクで見れる環境ではあるが未履修になっている。
前情報は「ネズミが出る」「異世界ものである」以外はミリしら。

「ネズミが出るまで頑張って読んでね」「十二国記を知らない状態で「魔性の子」から読んで欲しい」というフォロワの言葉により、何がなんでもネズミが出るまで頑張ろうと思っている。
つまり、履修方法は十二国記のファンであるXのフォロワがおススメした通りに行われて行く予定だ。


記事更新のタイミング


僕の読書ペースに合わせて感想文がたまってきたなと思った時に記事にする。

つまり1冊につき1感想記事ではない。
初見反応がファンにとって御馳走だと思うので、読み終わってからではなく読んでる途中にリアルタイムに感想記事を更新していく。
そのため記事数は完走したらかなりの数になる予定だ。

記事の更新モチベは感想文を読んでくれた人達の反応によって変わる。
他作品の初見反応や考察や布教もしているため、記事がたくさん読まれた作品から履修と感想文記事投稿が早まるという決まりで執筆している。

もしも十二国記の感想文記事が少しでも面白いと思ったらXにて拡散してくれるとありがたい。
たくさん読んでくれる人があればそれだけ十二国記感想記事更新頻度が上がるのでよろしくおねがいします。

また強いネタバレがある回は有料記事になるがだいたい100円~200円で掲載する。
無料記事もあるので有料部分は飛ばして読むことも可能だ。


長々と自己紹介と説明を読んでくれてありがとう!


では十二国記シリーズの最初「魔性の子」初見感想記事1回目をどうぞお楽しみください!


※初見反応も含めた感想記事になりますので読書感想文とは傾向が少し異なります


新潮文庫1~71Pまでの初見反応



理不尽から始まる。
誰もが1度や2度、人によっては何度も体験したことがある理不尽。
冒頭の少年は周囲の大人達のせいでとても辛い目にあっているが、この理不尽さがあるから読者は引き込まれている。
誰もが少年に同情し、誰もが意地悪な仕打ちをする祖母をよく思わないだろう。

日常にある「死には至らないが心は確実に痛みと共にすり減る」この行為が胸を締め付ける。
僕を含む読者すべてがこの時、少年の味方だったと思う。
そこに突然姿を現す非日常。
あり得ない「腕」の存在。
どうしようもなく悲しい状況に、少年は腕に誘われてしまう。
理不尽な状況から抜け出すのにはもってこいなモノだったのだろう。


まず僕は文章の読みやすさに驚いた。
普段特に読書をしない僕は「小野不由美」という作家をよく知らない。
作風もわからずに人気あるという理由で購入したのだ。
スルスル入る文章は長編シリーズ作品を読もうとする僕には救いだった。
読みやすい。とても読みやすい。
これなら完走は夢じゃないかもな!

…そう思ってたのが4月。
アニメや舞台やゲーム…と履修が手いっぱいな僕はそこから7月になるまで本を手に取るのをやめてしまった。
しかし、また再び本を開くとやはり読みやすく、すぐに本の世界に身を置ける。
この読みやすさが怖い。

1度気になる「何か」を本の中に見つけてしまったら、もう元には戻れないのではないかという気持ちにさせる。

今、僕はまだ冒頭部分だ。
特に推しキャラもなく、推し展開もなく、冷静に見ている。
だが、この本の中に好きなキャラが出来てしまったらどうだろうか。
気になる展開が始まったらどうだろうか。
普段から読書をする人は文字をぐんぐんと読み進め、容易にソレにたどり着いてこの本から出たくなくなるのだろう。
そういう文章をしている。
これが有名作家というものか。
これが数々のファンを生み出した作家のスキルか!

異世界物語に誘うにこれほど良い文章はないだろう。
読書をしない人を読書に導く力におののきながら、それでも僕はまだ推しキャラが出るまで冷静にのっそりと読む。


1章

視点は廣瀬という成人男性にとかわる。
特に何事もないただの学校、学生の日常がつらつらと続く。
目に止まる「浮いた存在」、それが冒頭の少年だと察するのは早かった。
空気のような存在なのにクラス内で台風の目のような人物と曖昧に表現された彼も「カミカクシ」というたった5文字で、何が起こるのか期待と不安が煽られた。
小学生の時にいなくなって1年後にひょっこり帰ってきたという彼の神隠し事件は、冒頭のシーンを思い出させる。
きっとあの腕だ。
あの腕を取るとカミカクシにあうのだ。
彼はここではないどこか。
異世界に1年間行っていたのだろうか。
そんな珍しい体験をした生徒が同級生ならば根掘り葉掘り聞きたいのに、彼は記憶がないというのだから残念だ。

ところで、僕はいろんなアニメを見て経験している。
一部記憶喪失になっているキャラほどやっかいなものはないのだと。
何が、とは言わないがYOIことユーリオンアイスのことである。

YOI初見感想文まとめ記事↓


彼もまた後から記憶喪失部分が保管され読者を混乱させるのではないだろうな?
僕は記憶喪失キャラは警戒するということを覚えた。
なので高里という少年を信用することは今しないでおこうと思う。


さて神隠しの間、たぶん異世界に行っていたに違いないと言えるのは、事前に「異世界物語」だよとジャンルを教えてもらっているからだ。
この後、彼が再び異世界に行く展開があるのだと思うがどんな物語になるか楽しみだ。

なろう系など異世界作品が溢れて飽和状態の昨今。
その流行の前に執筆された名作「十二国記」。
トラックで轢かれたり、うっかり死んだり、間違って召喚されたり、…お決まりの異世界転生はきっとないだろう。
どんなスタートで異世界に飛ぶのか非常に楽しみだ。


新潮文庫60P目。
未だ学校で日常が続く。
異世界に飛ぶ様子はないが、それよりも大変な事態に陥ったのだ。

神隠しの話題を出した途端に緊張が走るクラス。
宇宙人に連れ去られたんじゃないかとのジョーク。

噂の出元とされる生徒が違う違う俺じゃないと必死に否定しながら逃げて行く様子。

これは、あれだ。
この後クラスメイトは車で轢かれて事故死とか謎の不審死になる展開なのではないだろうか。
どこかのホラー映画で見たような気がする嫌な予感はすぐに回収される。

怪我だった。
良かった死んでいなくて。
そう安心したが手に釘でひえっと恐怖が襲う。
死んではないが、無事ではない。

思い返せば高里は会話の時に非常に少ない語彙力でいる。
「はい」「いいえ」それか、必要なことだけ答える。
これは自分のせいで不幸な事故が起こることを自覚していて、その事故を起こしているのが本人じゃない可能性がある。
高里が例え宇宙人連れ去り発言を不快に思ってなくても、事故は起こっていた可能性が高いのではないだろうか。

少しオカルトな話をしよう。
僕は言霊以外は専門外で霊感もない。
なので詳しくないのだが、幽霊はこういう物理的なことは出来ないと思う。
悪霊クラスだと物を投げるくらいはたぶん出来るが、手に釘を打ち込ませるという方法はななかな難しい。
物理攻撃だと生霊は幽霊よりもやりやすいと思う…が、それでも手に釘はなかなか難しい。
となると、考えられるのは人間ではない何かだ。
(幽霊は元人間なので人間とカウントする)

妖怪や神様ではないだろうか。

気に入った人間を守るために事件を起こしていると僕は思う。
高里が命令したとかではなく、彼の意思関係なく勝手に妖怪や神的な存在が行動を起こしているのだ。
その場合特に手だてがない。

創作物で妖怪や神様と交流して解決する作品がある。
僕が好きなのは夏目友人帳だ。
だが、実際は妖怪や神様とあんな風に交流することは非常に難しいと思う。
一方通行というか無視をされる。
なので現実的には高里の周りで起こる事件事故を防ぐことは出来ない。

しかしだ。この作品は創作だ。
もしかしてこの後、それを解決する不思議な力を持ったキャラが現れるかもしれない。
どうなるかわからないが、高里のクラスメイトにだけはなりたくない。
僕だったら今すぐこの学校から転校している。

70Pで広瀬さん、腕見えちゃってる。
広瀬さんが事件事故を解決する存在になるのか?
それとも一緒に異世界に巻き込まれるのだろうか。

ここまで読んで怖いことを考えた。
冒頭で少年に理不尽なことした祖母。
宇宙人に連れ去られたんじゃないのとジョーク飛ばしただけで手に釘ならば、意地悪した祖母は無事じゃないのではないか。
死んでる?もしかして祖母死んでる?

一気にホラー映画のような展開になってきた。
すぐに異世界に飛ぶファンタジーだと思ってたのに、しばらくジャンル「ホラー」につかることになるのだろう。
勝手に異世界ファンタジーだと思い込んで読み始めた僕からすればジャンルが「セルフ詐欺」である。

しかし、僕はホラー映画平気で見るタイプなのでめげない。
このままホラー展開を楽しんでいくことにしよう。

今日はここまで!
読んでくれてありがとうございます!
今はまだ文章が固いがこれは推しキャラが出来たら悲鳴が多くなると思う。

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(作品のネタバレはお断りしてます)

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