魔法少女特殊戦あすか(銀魂パロ)

登場人物


大鳥居あすか
 銀さんポジ。
 原作と違いマイペースな人柄。
 原作では文学少女だが、本作では小説のほか漫画を読み、購読しているのは「週刊少年ジャンプ」と「月刊ビッグガンガン」。
 自衛隊には再入隊せずフリーで活動、基本的にトラブルシューターのよう なことをしている。
 原作と違い無茶苦茶な言動が多い。
日頃もの静かなクセして、ややズボラ。
 年齢の割に子供っぽかったり、大人気ない言動やはっちゃけたところもあり、これはかつての戦いで空費してしまった少女らしい時間を取り戻そうとしているかの様に見える。

牧野希美
 神楽ポジ。

 親友の紗綾子と一緒に歩いていたところをお決まりというか、不良数人に囲まれる。そこを依頼された仕事(不細工な金持ちの娘からの依頼で、自分を散々金づるにして捨てたチンピラの元彼と仲間数人を半殺しにして病院送りにする)から帰る途中の あすか に助けられる。

 翌日転校生が学校にやって来るが、その転校生が先日助けてくれた あすか であった。

 昨日助けてくれた俺もあり紗綾子とともに昨日のお礼を言ってそのまま友達になろうとする。

 父親が公安の刑事(彼女本人は知らなかった)であり、その縁でテロ組織〈東アジア連合戦線〉に誘拐されてしまう。 

 スナップフィルムに出演させられそうになるが、危ないところをアジトに乗り込んできた あすか と紗綾子に救出され、破天荒極まりない 救出劇を繰り広げた あすか に対し恩義を感じ親友として強く信頼するようになる。

羽田 紗綾子
 新八ポジ。ツッコミ担当。

 

タマラ・ボルコワ
 桂ポジ。
 いつもクールだが時々ストレートに真顔でボケをかます。
 いつもはロシアの参謀本部直轄の極秘基地に居るが日本国内で秘密裏に活動することも多く、その度に あすか と出くわしたり時には協力を求めたりもする。

ミア・サイラス
 常識人、ツッコミ担当。いつもは横田基地に居る。

与那嶺 ちさと
 土方十四郎ポジ。
 SAT魔法特科小隊所属。対魔法戦事案では機動隊やSATの先鋒を務める。
琉球空手の有段者でその実力はかなりのモノ。ストイックな少女だが格闘家の血が騒ぐのか強者との戦いを求めている戦闘狂な一面あり。
 なお、原作とは違い彼女はバベル旅団所属ではなく元から警察所属となっており、事故により母親を失うも病院にいたところをスカウトされ警察所属の魔法少女になった。

ナーズィニー
 沖田総悟ポジ。
 ちさとに何かと対抗意識を燃やして突っかかる。

タビラ将軍
 徳川茂茂ポジ
 精霊界の軍人だが、暇つぶしにお忍びで人間界にやって来る。
よく あすか をからかいにやって来る。
 『プリズマ☆イリヤ』のカレイドステッキ・ルビーに近い。


飯塚
 陸上自衛隊2等陸佐
 特殊作戦群魔法戦実験隊《通称:M班》隊長
 あすか の義理の父親で保護者。
 優秀な特殊部隊指揮官だが、父親としてはまだまだ未熟。
 原作コミックの裏表紙におけるオマケマンガの飯塚が悪化したような存在。
 父親らしく振る舞おうと奮闘するも、肝心の あすか からはうざがられている。
>空知の読み切り「しろくろ」のヒロイン、トミ子の父親みたいになっている。
>ハゲてない。

ヴァルバラ
 鬼兵隊の武智変平太。
 一応バベル旅団の準幹部。
 触手モノのエロアニメで日本語を覚えた生粋の変態。
 原作と違い日本に滞在しており、ヒマな時は変態御用達の触手モノAVにタチ役で出演している。
 おかげでそっちの界隈では有名人。


組織


バベル旅団
 本作では鬼兵隊に相当。
オボロートニ(ロシア語で『狼男』)
 新興のロシアンマフィア
 上に同じ。
 薬物の密売や人身売買などのダーティビジネスで組織の活動資金を稼いでいる。構成員にはロシア人や傭兵、更にはディストニア軍の残党まで混じっている。
 「春雨」に相当

メモ


(太字はあらすじ)
下校中、自動小銃(カラシニコフ)で武装したガスマスクの男たちに拉致された旧友の希美を助けるため幼馴染にして親友の紗綾子は先日仲良くなった転校生の鳥居院あすかとともにガスマスクの男たちのアジトへと潜入した。男たちの正体は凶悪なテロ組織「東アジア解放戦線」のメンバーで希美をさらったのは公安捜査官である彼女の父親を脅迫するためだった。紗綾子とあすかは何とか希美の拘束を解き助け出そうとするが発見され包囲されてしまう。
「残念だったな、魔法少女ラプチャー!」
キム・カンスの周りにいた部下たちが小(A)銃(K)を構えた。銃口はどれも三人にしっかりと狙いを定めている。
勝利を確信したカンスは続けた。
「哀れなもんだな、世界を救っておきながら結局、娘っ子二人も護れんとは!」
あすかはその言葉に、表情を変えぬまま答えた。
「国だの世界の平和だの、そんなものは貴様らにくれてやる!私は今も昔も目の前のモノ、自分に手が届く範囲のモノを護るのに精一杯だ。それすら守りきれずいくつ取りこぼしてしまったかわからない.......」
そこまで、言ったあすかの脳裏にはかつての戦いの日々の記憶がよみがえっていた。共に戦い命を落としていった魔法少女たち、共闘した警官、自衛官、各国の兵士たちの無残な最期...。
「そんな私にはもう何も無い。だがなっ!」
あすかは腰を落としカランビットを構えた。瞳にはいつもの無気力さは無く、熱い闘志の炎が宿っている。
「せめて目の前に落ちているものがあるなら、拾ってあげたいのさ!」
「はははは!正義の味方は決してあきらめないってか?そんなものはアニメの中だけだ。死ねい!」
 カンスが引き金をに指を掛ける。
やられる!希美と紗綾子は身構えた。しかし、どういうわけかキムの部下が制止に入った。「同志、止めてください!後ろは弾薬庫です。あれに弾があたったら我々は建物ごと吹き飛びます!!」
「ぬ!イカン忘れておった」
「ふーん、なるほどね。これ全部弾薬だったのか」
声がするほうを観るとラプチャーが木箱の一つをこじ開け物色していた。片手に持っているのは手榴弾だ、どうやら箱の中身はそれだったらしい。
「こ、コラッ!何やってるんだ!?そいつをさっさと放せ!」
しかし、ラプチャーはそれを無視し手榴弾を持ったままもといた位置に戻ると信じられないほど慣れた手つきでピンを抜いた。
「今の私にとって大事なものは『友達』だ。それを護るためならなんだってやる」
 そして、それをそのまま自分の後ろに無造作に投げた。

「火気厳禁」の場所に手投げ榴弾など投げ込めば結果は言わずもがな。

ちゅどーん‼︎

その時発生した爆発により生じたキノコ雲は1km先からでも目視できたとか。
 果たして3人の運命はいかに⁈と、思いきやちゃっかり生きていた。手榴弾を無造作に放り投げた直後に二人を押し倒して床に伏せ、魔力障壁を出力最大にして張ったのだ。

 爆発を駆け付けた警官隊により保護された三人。希美と紗綾子は毛布を掛けてもらい、走り回る警官たちを呆然と眺めていた。

「幸い、郊外だったからよかったものを、もし街の真ん中だったどうなってたか......]

あすか のシールドで助かったとはいえ、爆発の衝撃を完全には防げなかったのか髪はチリチリ、眼鏡のグラスも少し割れた状態で完全に疲れ切った様子で紗綾子は呟いた。

「もう、あんな無茶苦茶な人見たことないよ.....」

「でも助けてもらったよね」

一方の あすか はというと一人の刑事に怒られていた。
「だーかーらっ‼良いだろ別にパトカーの一台や二台。街の安全を脅かす武装テロリストをアジトごと壊滅させたんだし!」

「良いわけねーだろ!公務執行妨害に器物損壊だぞ!跡形もなく木っ端みじんにしやがって、おまけに俺の顔に一発くれちゃって(# ゚Д゚)」

 警官の顔には白いガーゼが張られていた。

 ああ、あの人あすかさんにパトカー強奪されたお巡りさんだ。殴って昏倒させたんだっけ.......。ここに乗り込むまでの行動を共にしていた紗綾子はそれを見てぼーっと思い出した。

「いやいや、かえって二枚目になったんじゃないか?」

「マジで!?どの辺!?」

あすか、記憶喪失になるの巻


通学中、ながらスマフォの車にはねられて病院に担ぎ込まれた あすか。大慌てで病院に駆け付けた飯塚たち陸自特殊作戦群M班の面々と学友の希美、紗綾子。
検査が終わりみんなで病室に飛び込むと、軽傷で済んだらしいあすかの姿が。全員安堵するもどうにも様子がおかしい。挙げ句の果ての第一声が「あなた達、誰?」...。
なんと事故のショックにより記憶喪失になっていた‼️


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