シンボル:組織・設定「カンナギ」

概要

 Mユニットおよび静香たちの前に度々立ちふさがる謎魔法少女・ミハルが所属する組織。

 国家規模の財力を持ち、各国の軍や政府・企業にも影響力を持つ世界規模の秘密結社で魔法少女や魔女についても非公式に研究している模様。

最高指導者

 最高指導者は《オンブル(影)》と呼ばれる魔法少女でその本名や過去、出身、国籍、年齢の一切が不明。

所属する魔法少女

 魔法少女や魔女を研究し、それらに関わる組織である以上、ミハルをはじめとする魔法少女も擁しているがその数は組織の規模に比して少なく、その数は最盛期の《盾の会》(作家・三島由紀夫が生前に組織した民兵組織)なみ。これは、魔法少女という存在そのものを維持するのが難しいためである。頭数としては100人前後で、後述のインヴィテーターであるミハルと行動を共にしなければすぐに魔女になってしまうため、それほど多くの人数を集めることができないことからこの人数に抑えられている。

 このため、前線に姿を現すのは唯一のインヴィテーター・ミハルもしくは外部から魔法少女を臨時に雇われた魔法少女だったりする。

 作中では、ネオマギウスに財政を含む様々な援助を約束し、わざわざ中央アジアのベルギスタンまで連れて来ていた。

(魔法少女)戦闘員の服装・装備

呼び名は メターレ・ラ・ピュセル

 正規に所属する魔法少女たちは黒いBDUの上からヘッドギア・胸部・肩・腕・脛当てなどのプロテクターを装着し、魔法少女というよりさながら近未来のサイボーグ兵士/少女型戦闘アンドロイドといった外見の衣装をまとっている。ちなみにヘッドギアにはHMDの機能があり様々な情報が投影されるようになっている。外見のイメージは『ガサラキ』原作に登場した同名の組織が使用する人型兵器〈メタル・フェイク イシュタルMk-Ⅱ”Metal fake experimental model02 ISHTAR Mk-II”〉

 旧マギウスの翼の黒羽根のようなものだが、兵士としてよく訓練されており、最新の武装を与えられている。 

 武装は火器を装備。魔力の消費を抑えるために通常の銃器(H&K MP7もしくはSIG MCX Ratter、対装甲・建造物にはWG 90AS)を装備している。いずれも最新鋭の火器であり、豊富な資金源を持つことが伺い知れる。

こうした武装の数々は魔法を応用した空間圧縮技術によって異空間に収納されている(暁美ほむらの能力に近いものがある)。

 この装甲服や装備は魔力で作られたものであり、空間圧縮による装備の携帯・収納も魔法の高度な応用であることを考えると、組織内に《調整》を担う魔法少女がいることは想像に難くない。

 

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