朝鮮人民軍(異世界自衛隊戦記・外伝 多作品クロスオーバー)

 第3シーズンからの敵対勢力。

 日本と同じく、地球から来た国家ー(北)朝鮮人民共和国の軍隊。

 前シーズンから引き続き敵となる〈帝国(ツァール)〉がフロニャルド侵略の失敗後に、〈帝国(ライヒ)〉と距離をとり、新たに軍事援助の相手として選んだ。

 無宗教(正確には金一族への個人崇拝)でありイデオロギーを国の制度の中核に置く特殊な国家であるが、《背天の技》(=魔術)を使う《帝国(ライヒ)》よりはマシと思われている。

 異世界に転移したことで、最大の脅威だった米国が消滅しており、また国家目標であった南部の統一も朝鮮半島南部が無くなったので不可能となった。結果、弾道ミサイル開発は継続されているものの、リソースは減らされており、多くは軍艦や戦闘機といった通常戦力の拡充に回されている。

 弾道ミサイルは短距離から中距離を対象にしたものがほとんどで、大陸間の長距離弾道弾は現実のそれほど多くは無く精度も高くは無いため、原子力発電所や軍事施設を狙うよりも核弾頭や化学兵器を搭載し人口密集地を狙うのに向いている。

 その異様な政治体制や弾道ミサイル・核開発などの側面から《帝国(ライヒ)》から警戒され、仮想敵国の扱いを受けている(もっとも、帝国は周辺国すべてを仮想敵と認識していたが)。

 ターニャは元々、社会主義・共産主義を人類文明の害悪として憎んでいるのでかなり毛嫌いしていた。

 朝鮮人民共和国の国土は帝国(ライヒ)とは近いが日本とはかなり離れたところにある。

 最終的に、帝国軍(ライヒス・ヘーア)と日本国自衛隊、そしてトリスタン軍、《皇国》軍、イジツ義勇飛行隊、ブルーマーメイドは協力してこれに立ち向かうことになる。

 



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