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アルゼンチン訪問記⑦_アルゼンチンと日本の違い等/2024

どうしても5cm程閉まらない浴室のガラス戸と、水がとても跳ねる洗面台
スカイツリー「塔頂部の最大誤差2cm以内」

1 美意識の違い
アルゼンチンは色彩的空間的装飾的美しさを追及し、日本は機能的美しさを追求するのだと思った一例。
ブエノスアイレスのあるホテルはとても洒落ていて、しかし、浴室兼トイレのガラス戸が5cm程どうしても閉まらず、洗面台は盛大に水が跳ね、天井に固定されたシャワー(今回泊まったところはどこも天井固定式)はホース式のように欲しいところにお湯が来ず、、、と日本だと放置されないだろう設備でした。グーグルマップで☆4つのホテルだったので、世界的にも問題視されない設備なのかもしれません。
帰国後スカイツリーに寄ったところ、地上634mの高さの「塔頂部の最大誤差2cm以内」とありました。

2 裁判傍聴について
「アルゼンチン法には、連邦法と州法が存在すること、裁判所には連邦裁判所の系列と州裁判所の系列が存在することにも、留意が必要である。」(BLJ法律事務所 遠藤誠弁護士)
連邦の最高裁判所は大変な歴史的建築物に設けられていました。事務員らしき人が先導してくれ、あちこちで事情を説明し傍聴できないか掛け合ってくれましたが、残念ながら許可がなければ傍聴できないとのことでした(言語的ミスコミュニケーションの可能性も残りますが)。建物の見学に留めました。
日本の最高裁判所は、HPによると開廷されていれば先着順又は抽選により傍聴可とあります。

今回訪れたアルゼンチンは比較的裕福な地区、土地、人々であって、一見の観光客には見えないもの気づけないものがたくさんあったと思いますが、困っていたら寄ってきて何とかしてくれようとする人情やパワフルな人々がとても魅力的で、次は直接交流できるよう、スペイン語を学ぶことにしました。

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