【機材レビュー】【マウス】ELECOM GAMING VM600PE

まぁ、ゲーマーコミュニティへの還元って事でね。何らかの参考になると非常に嬉しい。
マウスは普段あまり使わない(なにせトラックボールの人なのでね…)ので、「見識が云々」的な部分についてはご容赦頂く方向で一つ。


メーカーページ


お勧めポイント

  • 他社同格品と比較すると、正直安い。エントリーモデルとしてはマジでお勧め。

    • 「いや、他社でももうちょい安いのあるっしょ」って?
      以下、標準付属品です。これだけ付いて“この値段”は安いと思うの。

      1. V customロゴステッカー・クリーニングクロス
        これは好みの問題だなぁ。俺はこう言うの嬉しいが。

      2. パラコード充電ケーブル
        頑丈なので地味に嬉しい。

      3. レシーバー延長アダプター
        ウチは無縁だったけど、引き回し次第では嬉しい奴。

      4. ソール2種(2-Modeシステム追加用、交換用予備)
        単体2枚で1200円のヤツ。最初から入ってます。

      5. フルカバーグリップシート
        これも1200円のヤツ。最初から入ってます。まーじ滑らなくなる。

  • 消耗品関連の追加購入が非常に容易。中・長期間の使用継続が出来る。

    • ソールもグリップシールも淀橋ドットコムやAMAZONで買えます。楽!

  • 専用のドライバが要らないので、使い勝手が良い。

    • 調整用のセットアップソフトはあるけど、逆言えばそれだけ。
      設定さえしておけば、他所の環境でも使える。地味に便利。

  • ホイールに若干の“掛かり感”があるので、ホイール操作が地味に楽。

    • 回り過ぎが無いので、微調整不要。「丁度良い」操作感。

  • サイドボタンが明確に出っ張っているので、位置の把握がしやすい。

    • このため、位置確認の必要が無いし「押す」と言う感覚が非常に容易。


イマイチ点(ぶっちゃけここからが長い)

  1. LEDの位置や機能が正直「もうちょっと頑張って欲しかった…」度高し。

    1. そもそもレベルでLEDの搭載位置が中途半端。
      まぁ、これについては他社同格品も同じようなモンだけどさ。
      だからこそ「差別化として、もうちょいどうにか出来なかったモンか」って気分にはなる。

      • 上面搭載は「まぁこれは他社でも似たような位置だし(肯定ではない)」って感じなんだけど、「ソレで終わっちゃってる」のが勿体ないんだよねぇ…と。

      • っつか、「dpiステージ変更時の切り替え反応がLEDで表示されるのは良い」んだが、切り替え後のLED表示が掌で隠れてしまうというダメ構造、まーじでが勿体ない…
        グリップ時に隠れてしまう上面ではなく、側面とか下面にもう1層追加してにどうにか表示出来なかったモノかと。

    2. LED表示制御が非常に“勿体ない”…

      • dpiステージ切り替え時のLED表示制御が非常に“勿体ない”仕様。
        切り替え時に「どの設定に切り替えたのか」をLED表示してくれるのですが…これが非常に勿体ない出来でして。
        「切り替え時にそれを示すカラースキームを表示してくれる」のは嬉しいんですが…何故か、何故か、数秒後に本体の“通常/切替待機時”の表示に戻るんですよね…マジでどうして…

  2. dpi設定まわりの機能がすげー勿体ない。

    • そもそも超高dpi対応、誰が使うのか。

      • 最大26000dpiとか誰が扱いきれるのかと。半分で良くね?

    • て言うかステージ切替機能、何故この設計にしたのか。

      • 最大設定数の“5”はまぁ、「それだけあれば十分だよね」って話だが、切替が1wayなのが「いやそれどうして…」と言う感じに。
        せめて「前後変更が可能な設計にならんかったのか」と。

  3. グリップシール付属は嬉しいんですが…

    • 地味ぃに貼りづらいす。スマホの画面シールみたいに貼りやすい小細工が欲しい所。

  4. と言うか電源スイッチ、もうちょっと大きくても良くないすか…

    • まぁ、重量とか寸法とかの問題があるんだろうから、コレについては“個人的な好み”の範疇を出ないんですがね。

  5. 設定ツール、export機能を追加してくれませんか…

    • これはマジで「勿体ない」と思う点。「大した手間じゃない」とはいえ、環境移行が若干面倒なのも事実。


本音ぶっパナし

  • うん。一般市民は上位モデルのVM600PEでなく、VM500で十分です。

    • 付属品が足りない点についてはどうよ?

      • 同梱されない付属品については、「使い続けるんであれば後から買えばいいじゃん」って奴です。気に入ったら買いましょう。

    • VM500の12000だって使いきれるか怪しいのに、26000dpiは流石に使いきれんわ!

      • VM600PEの最大差分である、“最大トラッキングスピード”と“検出加速度”は現行仕様そのままに、「VM500が最大8000dpi、VM600PEで最大12000dpi」位でもよかったんじゃないかなぁと思わなくもない訳で。


今後の要望

  • 単体で重量調整出来るようになると嬉しい。

    • バラストプレートを後追いでつけられるようになると嬉しいんだよなぁ。

  • ゲーム中の視認性の問題が有るので、LED表示は側面か下面に増設してほしい。(底面の場合、光が隙間からうっすら見えると非常に有難い。)

  • お値段上げて、最初から充電クレードル付きのモデルも御一考頂きたい。

    • レシーバー兼用なら尚可。

  • 電池残量、マウス本体で確認出来る様にならんモンか…

    • 「毎日充電すりゃいいじゃん」は正論なんですけどね。

  • 応答速度はもっと“抑え目”でいいので、その分安価になると非常に嬉しい。

  • 有線接続モード、“独自性”を持たせたハイレートポーリングとか出来ないモノか。

    • せっかく良いの作ってるんだから、独自性が出るといいよね。うん。


まとめ

くっそ長ったらしく文句だの要望だの色々書きましたが、基本的には「悪いデバイスじゃ無いよね」と。
他社同格品と比較すると安いし、エントリーモデルとしては十二分。オプション色々モリモリなので、

「えー、ELECOM?ELECOMは流石に???wwwww」

とか言ってる奴の事は放置して、購入選択肢に入れても良いと思うよコレ。