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240202_俺の筆圧をくらえ

・衣食の準備だったり髪乾かすのだったり書類の整理だったり、何もかもやってくれる執事が欲しい。男の娘メイドでも良い。

・郁田はるきの歌声、たまに豊崎愛生に聴こえる。平行線の美学とか特に。

・服のサイト見てると「えっ、ヤスミノさん!?」ってなる事がしょっちゅうある

・死に方とバイト先と明日のご飯を同時に考える。矛盾していない。

原付免許を取ってきた。
マイナンバーカードの申請には3回失敗。
方方へ出かければ24歳にしてまともな身分証明書が無いことに困惑される。
流石に生活が不便すぎたので、1日かつ1万円かからず取得出来る原付免許を取りに行く事にした。

久しぶりにめっちゃ勉強した。道交法の大事そうな所をノートに纏めて読み返したり、アプリの問題集6個入れてひたすら問題解きまくったり。

これはライフハックなんですが、正誤で答えるテストの勉強をする時は脳内にダンガンロンパの苗木くんと日向くんを飼っておくと、正を選ぶ時は「それに賛成だ!」誤を選ぶ時は「それは違うよ!」のカットインが出るので気持ちいいです。

試験当日。
心配性&緊張のせいか朝3時に目が覚めたので、しっかり復習しながら出発時間を待って駅へ向かった。
それなりの人口が居る割に免許センターが1つしか無い我らが神奈川県。
そのくせアクセスが微妙に悪い我らが神奈川県警運転免許センター。

電車に揺られながら若干酔いそうになって、そういえば俺が電車に乗るのは2年振りだったと思い出す。
思えば膝の上で抱えるバッグもコートも大学生の頃のものだし、鬱が酷くなって以降完全に時間が止まっていたのを改めて実感した。

7:50頃に免許センターに付くとそこには既に老若男女国籍問わずの行列が出来ていて、さながらコミケのようだった。
そして8:00になり入場が始まると、行列はエスカレーターへと向かう。いやコミケじゃん。

そこから受付。
申請書類をかじかんだ指で書いたら筆圧が足りなくて下の複写シートに何一つ写っておらず、受付のお姉さんに書き直されたりした。
本人確認書類の提示やらなんやら手続きをして、自分の名前と誕生日を言わされ、色覚検査と視力検査をして試験場へ。
(普通に自分の誕生日間違えたのに何も突っ込まれなかった。)

いざ試験が始まると、問題の難易度に拍子抜けした。俺が頑張って覚えた標識は...?!道交法は...?!
想定していたよりも遥かに簡単というか、知識が殆ど要らなくて、道路を安全に保とうという方向で思考すれば解ける問題だった。

けれど、そんな想定外を上回る想定外を相手に苦戦する事になった。
6年振りに対峙したマークシート相手に、引きこもって弱りきった握力と筆圧で2B鉛筆を振るう。
結果的に試験時間30分の間殆どマークシートを塗っていた。右手がビリビリした。
問題が簡単すぎる事も想定外だったけれど、筆圧が弱すぎてマークシートに苦戦する事も完全に想定外だったな。
試験中は何故か存在しないアイドルソングが脳内で流れ続け、しかも時が経つにつれ徐々に完成度が高まっていた。

試験終了から約30分後、合格発表。
受験番号を探すタイプの合格発表って中学受験以来で結構ドキドキしたし、トラウマを刺激されもした。
そういえばあの時も筆圧の弱さで色んな大人に怒られたりしたな。

無事に合格を確認して、お昼ご飯はサンドイッチを食べた。
外食というか人前で食事をするのはあまり得意では無い(から自分で料理作る事が多い)のだけれど、コンビニのサンドイッチとじゃがりこは食べやすさ込みで大好き。
去年の誕生日もご馳走としてセブンイレブンでサンドイッチを買ったくらいに好き。

そこから3時間ほど空き時間があり、爆速で免許証用の写真を撮られ、実技の講習。
そこで待っていたのはヤマハのビーノ。ゆるキャン△で志摩リンが乗ってたやつ!!!!

そこからは必死すぎてあんまり覚えてないというか。運転、マルチタスクが過ぎるよ。
ただ標識も合図も気にせずグルグル周回してた時は気持ち良かったし楽しかったので、慣れたら案外ハマるかも。

そして室内に戻り、朝早くから神奈川各地より集まった我々を眠気に誘う講習ビデオを見て終了。
受け取った免許証の中に、目にかかる前髪を無理矢理上げて急いで撮影したせいで手配書のようになっている自分を見つけてややウケした。

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