長詩(ちょうし)1

かつては俺にもあたたかな寝床や美しい青春の日々があった。美しい青春·····けれどそこに咲いた一輪のバラは他の誰かに刈りとられていた。
 学校での青春。それを俺は好かなかった。俺には現代というものはあってない。けれど誰にでも若い日々があり、熱中できる時があり、青春がある。青が俺は好きだった。青空や青い海や、青い花が······けれど俺の血は違った。俺の血は激烈な青春を求めていた!、

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