不動産担保ローンよりも、資金調達に不動産リースバックを選択する方が増えている!?
「どうしても、住宅ローンが返せない。」
「医療費でどうしても、資金が必要。」
という方の選択肢と言えば
不動産担保ローン
という方が以前は多かったのです。
しかし、総量規制が適用されてしまったため
不動産担保ローンであっても、年収の3分の1以上は借りることができない。
とする銀行が増え
「不動産担保ローンを利用しても、数十万円しか借りられない。これでは、必要な資金に全然足らない。」
ということになってしまうのです。
そうなると「不動産を売却して、資金を作る」という選択肢になるのですが、「自宅は売りたくない」「自宅を売った(お金に困っている)ことを家族・親族や近隣の住民に知られたくない。」と考える方も多いのです。
第三の選択肢として登場しているのが
不動産リースバックです。
不動産リースバックの仕組みは
一旦自宅を売却するが、その売却した元自宅に家賃を払いながら賃貸で住む
という形です。
見た目上は、何も変わらないため
・誰にもバレない
・今まで通り住み続けられる
・売却したお金で資金調達ができる
というメリットがあり、にわかに自宅をお持ちの資金難の方の選択肢に「不動産リースバック」が入ってきているのです。
注意しなければならない点
不動産リースバックは、一見いろいろなメリットがあるサービスですが、実際には問題も多くあります。
・都市部の値段が付きやすい物件でないと利用できない
・買取額が同条件の物件と比較して安すぎる
・家賃が周辺物件と比較して高すぎる
・売却額で住宅ローンを完済できないと利用できない
などです。
まだ、不動産リースバックは登場して間もないサービスですから、上記の懸念事項が払しょくできれば、急速に広がる可能性の高い、資金調達方法となっています。
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